【対談】ビットコイン初期ホルダーに聞く今の心境 税務署がダルい。。。

暗号資産

ここ最近のビットコインの暴騰はマジでヤバいです❗️

今は昔、2010年5月22日。「ビットコイン・ピザ・デイ」という大事件があったことをご存知ですか?ビットコインが初めて「通貨」として、実物交換できた歴史的瞬間です。1万BTCでピザ2枚。みんなで大はしゃぎしたそうですwww当時は1万BTC≒3千円。今の価値にすると500億円😵😵😵です。

  • 初期ホルダーって、どんな人なんでしょう
  • 今の状況を見て、どう思っているのでしょう
  • そもそも当時何を考えて手を出したのでしょう

今回、「ピザデイ」以前からビットコインをしていた「サトシ」にインタビューができたので、その内容を公開します。

本日の記事

  1. 初期ホルダーの歩んだ道
  2. 今、何を思うか
  3. おまけ ビットコインの新しい稼ぎ方

この記事からわかること

時代の最前線を行く人の気持ちがわかります。

これから初回する「サトシ」はビットコインの初期ホルダーです。2009年?頃には既に始めていました。マウントゴックス事件、ネム流出事件。ビザデイ。数々の歴史的瞬間を所有者として経験してきた人の気持ちがわかる記事です。おそらく今ネット上で「億り人」アピールしている人より5年は早くその道にいたことになります。

この記事を書いているなぎささんは

「サトシ」の友達です。しかも、赤ちゃんの頃からの親友です。

彼は、偶然ながらも、ビットコインの産みの親「サトシ」と同じ名前です。幼少期からプロをも黙らせるPCオタクでした。遊びに行くと、みんながストリートファイターをする中(懐かしい)、彼は「自作」のストリートファイターで遊んでいました😵庭には、何本か怪しげな電波アンテナがあり…iPodは初号機から持っていました。が、なぜか設計図面も持っており、改造していました😵😵僕の中では、まことしやかに世界中が探すビットコイン産みの親「サトシ」でした。冗談がてらビットコインの話をしたところ、案の定、初期ホルダーだったので久しぶりに懐かしい衝撃を受けました。

1.初期ホルダーの歩んだ道

歴史の教科書を全て歩んだ人と話すような感覚でした。

✔︎彼が始めた時期

古すぎてよく覚えていないようです💦

ここら辺を無頓着でいられるのが、初期ホルダーなんだと思います。最近の人なら今と昔の金額差で、失ったチャンスや得た利益に何度も感情を左右されます。利益ではなく、好奇心で動く人のマインドは平凡なサラリーマン=なぎささんとは違います。

✔︎歩んだ歴史

ビットコインって、できてからもう10年以上も経つんですね。オタクのおもちゃ、論文だけだったものが、真っ当な資産になったのはスゴイです。歴史は結果論ですが、当初からしていた人たちはどんな人なんでしょう。。。

  • 2009/1/41BTC=0円 初めてのビットコインが生成される *
  • 2010年頃 1BTC=0円 マイニング設備を買うも、電気代をペイできず、ヤフオクで売却
  • 2010/5/22 1BTC=0.3円 ビットコインが初めて「決済」に使われた日 ピザデイ*
  • 2011/6/19 1BTC=?円 取引所Mt.GOX社がハッキングされる(被害者)
  • 2017/5/19 1BTC=23万円ネム流出事件
  • 2020/10/211BTC=134万円 Paypalがビットコインでの決済サービスを発表
  • 2021/2/8   1BTC=400万円 テスラがビットコインでの車販売を発表
  • 2021/2/20 1BTC=600万円

*は本人無関係

✔︎始めたきっかけ

単なる好奇心のみで始めたようです。

Mt  GOX事件以前からしている人からしたら、価値は「換金性」以外のところにあるようです。ネット上には常に新しいものがあふれています。知識があれば、自分でも作れます。「イーサリアムの設計には関与してない」とは言っていましたが、同じ時期にイーサリアムベースのプログラムを作って遊んでいたようです。試しに作ってみる。改造してみる。そう言ったことに価値を感じているようです。私のように「換金性ありき」で始める人は常に後発参入なのかもしれません。

✔︎特有の行動#1 最初の取引

ずっとこのURLを眺めていたようです。

https://www.blockchain.com/btc/tx/4a5e1e4baab89f3a32518a88c31bc87f618f76673e2cc77ab2127b7afdeda33b

これは、ビットコインの産みの親、「サトシ」が最初に生成した取引のURLです。

  • 2009-01-04 03:15=ビットコインの誕生日
  • 「Included in Block」=この前に続くブロックチェーンがゼロ=最初の1ブロック
  • 「Confirmations」=この後に続くブロックチェーン=現存する全て
  • 「Total Output」=最初の取引=50BTC 人類初の仮想通貨

✔︎特有の行動#2 お参り

ビットコインの取引履歴は、その最初の日から今この瞬間まで、誰でもネットでみることができます。誰が、誰に、いつ、いくら、送金or入金したのか。このこの履歴が全てオープンになっています。ビットコインに興味がある人は、この最初の取引口座を「神」と崇めています。誰が1番手なのか。その彼に、誰がいつ、いくら投げ銭したのか。この全てがリアルタイムで見れるのが面白いようです。

✔︎世界中が注視する「サトシ」の動向 いつ出金するのか

もしここに動きが生じたら、ビットコイン史上最大のニュースになるでしょう。この口座から出金できる人間は世界でただ一人、「サトシ」だけです。彼だけが、この出金パスワードを知っており、彼がこの仕組みを一番熟知しています。彼がどこにいる誰なのか?世界中の政府と中央銀行が必死に捜査をしていますが、少なくとも、彼の口座番号と残高、取引履歴だけは、誰でも見てわかるようです。ここが動くとき、「サトシ」の他の隠し口座も動く可能性があり、パンドラの箱になるかもしれません。

2.今、何を思うか

✔︎裁判所から文書通知が来る

私の友人「サトシ」はMtGOX事件の被害者です。最近裁判所から債権者としての文書通知をもらい、自分の扱いに「けだるさ」を感じているようでした。

MtGOX社とは、世界的に有名なカードゲーム「マジックザギャザリング」の取引所です。レアカードには値段がつく。このまことしやかな都市伝説の産みの親です。このMtGOX社が副業として始めたのが、ビットコインの換金=取引所です。世界初の取引所として注目を集めましたが、ハッキングに合い、「仮想通貨=怪しい」という気運を世に知らしめました。サトシは小額とはいえ、この被害者として裁判所から認識されているようです。

✔︎税務署が怖くて動かせない

債権者として認識されることはいいことなのですが、問題は法整備以前に稼いだ「初期ホルダー」認定をされていることです。物欲もなければ、お金目的で始めたわけでもない。もっというと、そんなに持ってもない。本当です。それなのに、後発ルールで税務署に目をつけられるのはたまらない!というのが彼の心情です。彼が換金すれば、他の人より「目立つ」ので、ダルッ!!!と感じているようです。参考に、税務調査での業種別申告漏れ所得ランキング(システムエンジニア)

私が初期ホルダーだったら、タックスヘイブンへの短期引っ越しも含めて、税理士事務所を渡り歩きます。

✔︎正直もう興味もない

こんなにビットコインが注目を浴びる今、逆に全く興味がないようです。

私は「彼の見たビットコインの価値」に10年かかってようやく理解は追いついてきました。それでも、多分半分くらい。彼はまたデジタルの奥深い茂みの中で、何か昆虫探しでもしているようです。最近はSTEAMにハマっているとか。。。意味がわかりませんでした💦

3.おまけ ビットコインの新しい儲け方

ここまで読んでくれた方におまけです。ビットコインの初期ホルダー「サトシ」に相談したところ、これからは「口座の転売」の方が稼げるようです。以下は、私がその言葉を受け、勝手に想像したないようです。

✔︎付加価値の付け方

ビットコインのアドレスには、「レアカード」ならぬ「レア口座」があるようです。このレア口座を発行(=新手のマイニング)しては、売却する、という手法です。2チャンネルとかでは既にあるようです。

✔︎ビットコインのアドレス(=口座)とは

ビットコインのアドレスは44桁?くらいある数字とアルファベットの乱数です。このうち、末尾4桁が例えば誕生日だったりすると、365人に1人は価値を感じてくれます。アドレスの発行方法は、例えば海外の取引所(Binancce)なら本人確認なしでも作れます。(国内の取引所なら、マイナンバーが必要です。)

✔︎稼ぎ方

このアドレスをプログラムを組んで量産し、商品化して販売する感じです。

例えば、ホームページのURLや社名の商標権(令和~)では既に歴史の長い商売です。平成最後の瞬間にニュースになっていたあれです。これをビットコインの口座でする感じです。プログラムで収益といえばマイニングが思い当たりますが、確率がそれより高く、知っている人なら簡単にプログラムを組めるようです。

✔︎注意

この世界は詐欺案件が多いので、他人に乗っかるのはおすすめしません。私も「サトシ」もボられた過去があります。あるなら、自力。無理ならあきらめ(=なぎささん)とルールを持っておきましょう。