ここが変だよ日本人。日本とインドの職場の違い 新入社員の研修は・・・ 

仕事

久しぶりの投稿です。

今日、職場の同僚から外国人(マレーシア)社員の日々の対応をグチられました。

恐らく同僚は共感を求めていたのですが、条件反射的にインドマインドで回答していまいました。

それがこれ、

##さんの電話の取次ぎいつも雑で気になるんだけど・・・

同僚の指摘はごもっともで、保留音を流すとか、取次ぐ間の繋ぎ言葉とか、メモ書きの工夫とか、、、日本ならどこの職場でも新入社員研修の入門編で習うものです。多分、これが人生最初の仕事という人も多いのでは。そんな日本人マインドからして、「もしもし」だけ言って、雑に受話器をテーブルに置く(保留音なし)は気に触るのでしょう。

ただ、

インド人マインドの私としては、そもそも固定電話があるのが悪い

と思ってしまいます。社会人になって今年で10年。その内、5年間はインド勤務。その間、固定電話なるものを見たことがありません。そもそも固定電話は成りすましの補助具と思えて仕方ない性格です。しっかり誇りを持って仕事をしているなら、名刺にもメールにも携帯電話を書けと!そんでもって、固定電話があるからリモートワークが進まないのだろ!と。FAXのせいで在宅勤務ができない社員も数名います。

こんなマインドの私なので、条件反射的に

いや、固定電話が常態化している職場は世界で日本やから〜

と言ってしまいました。

インド5年、日本にも5年。両方の言い分がちょど半分ずつわかります。

日本にいるならちゃんと取次作法を見習うべき。

いやいや、「取次業務」は無くしてなんぼ。あるのがおかしい。

どっちもわかります。

ただ、恐らく、この固定電話に延長線上で、商社など日本独特の業種が「取次業務」として常態化いるのだと思いました。商社なんてものは、世界で日本にしかありません。他の国では、どこもメーカーが直販しています。電話一つと言われるかもしれませんが、日本人マインドにその根強さを感じた今日この頃でした。