人生初の不動産競売に挑戦! 裁判所に行って来たわ~ 妻の年収相当額を保証金としてブチ込み手に汗💦

資産

なんか、Xの投稿をブログに埋め込めない・・・

ま、いっかー

https://twitter.com/nagisasan1234/status/1758516403668451388

今日は人生初の不動産競売に入札してきました。

場所は大阪市新大阪駅近くの裁判所、

執行官室に行ってきました!

裁判所なんか人生無縁だと思っていましたが、積極的に関りを求めていくと面白いものです。

全く違う世界を見た気がします。

ニュースでよく出る なぜか現代でも絵画で説明されるあの場所!

ではなく、

執行官室なるところです。

裁判所の執行官とは、法律の裁きが下りたのに言うことを聞かない人に向かって強制執行する司法権行為です。

この説明であっているのかな。。。

有名事件だと、米軍基地の建設に反対する住民を振り払って建設の強制執行をしたり、

韓国政府が慰安婦問題の請求をする過程で、払わない日本政府?に向かって、在韓日本企業の資産を現金化しようとしたり、

こういう行為をする人を「執行官」

だと思って生きてきました。

たぶん間違ってはいないと思うけど。どっちにしても、ちょーーーー無縁。

でも、どうやら彼らの主な仕事は金融機関が持つ抵当権行使に伴う競売のようです。

ネットでも見れるのですが、競売物件の釣書が広げてありました。

参考:不動産競売物件情報サイト

なぜ興味をもったかというと、

身近に超割安物件を見つけたからです。(割安と安いは別物)

なんと同じ区画内に売り物件が既に2件あり、一つは4,380万円で、もう一つは3,580万円。

対する競売物件はなんとその区画の中で一番の良好立地なのに破格の1,846万円で競りスタート。

安すぎ!

どう良いのかというと、

  • 幹線道路から一つ入ったところにある(=静か)
  • 南東角地の二面接道(道路6m幅)の正方形(=日射量が一番いい)で、
  • 南方の道路の向かいには地域の防災公園があります(=ハザードフリー)
  •  しかも、その防災公園に対して少し丘の上になっており(=眺望よし)
  • 徒歩5分以内にセブンイレブンがあり、スーパーも建設中。
  • そしてなんと、地下鉄御堂筋線が来月延伸予定で、その新駅から最短距離にある戸建て区画です。

大阪に住む人に、老いも若きも自由にペンを持たせて自分の夢の自宅を書かせたらこの上記条件を書くでしょう。

しかも、隣には3,580万円の売地(今月から)もあるので、合筆も出来ます。

不動産競売のルール確認

そんないい物件、この世にあるの!ということで、競売入札のルールを確認しました。以下時系列で。

  • 公示日 この日から競売物件の情報がネット公開され、その2週間後に
  • 入札期間(1週間) が始まり、
  • 改札期限日 に公の場で入札数と落札者の金額(と名前)が読み上げられ、その後3週間後に
  • 納付書発送 が行われ、そこから3週間程度で代金の支払いが求められます。

詳細:今後のスケジュール

注意点は

入札期間は1週間と非常に短い

落札発表から7週間以内に支払が必要

そして、入札前に入札開始額の2割に当たる保証金の振込みが必要です。

保証金とは

落札できれば代金の一部として扱われ、

落札できなければ開札から4営業日以内に返金されます。

そして、もし落札しても払えなければ没収されます

あと、銀行の融資が付きにくいです。

住宅ローンの審査には通常3週間かかります。

公示日~入札終了までロス日ゼロで動いてもギリギリの時間軸です。

また、銀行の評価基準の一つでもある「物件価値」に対して、裁判所の執行官以外誰も内見できていないというリスクがあります。そもそも所有者は望んで売りに出しているわけではないので、裁判所の立退き命令を素直に聞くともわかりません。そんなリスクもあって、競売物件を取扱わない銀行は多いです。

一言で、敷居が高い買物です。

なので、入札条件には保証金ロスの覚悟かキャッシュリッチであること

が求められます。

さてさて、

想定シナリオは

落札:できる/できない * 融資:あり/なし という2軸4象限に対して、

  • 落札できなければ、融資の有無に関わらずリスクゼロ
  • 落札できて、融資もあれば買える
  • 落札できても、融資がなければ自己資本で買うか、7週間以内に売り急ぐ!もしくは保証金没収。

なかなかのリスクですが、

物件価値と敷居の高さゆえの競合の少なさは面白い。

なにせ面白い。

これは人生の勉強と思い、妻の年収に相当する保証金をリスクテイクでぶち込みました!

もちろん、妻には秘密なしで、全て説明済、承諾済です。

さてさて、

リスクを取るのだから、どうせ落札できない安値か、それに見合うリターンONしたやっぱり安値か、

どう考えても弱気入札しか考えられない状況でしたが、

入札数時間前になんと、、、、

さらに!

さて、開札やいかに!!!

やはり男ならチャンスにすぐに飛びつけるよう、

自宅の資産価値把握銀行との日々のやり取りは大切ですな。