防災士がオススメ 土地を買うなら兵庫県 ハザードマップ上の聖地 4大災害と地震リスク

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近年、自然災害が多いです。地震、豪雨、津波。どれも頻度と強度を増しているように感じます。

でも、実は最も身近なリスクは土砂災害かもしれません。

本日の記事

  1. 土砂災害がヤバい理由
  2. ハザードマップ上の聖域 兵庫県
  3. なぜ兵庫県は安全なのか

この記事からわかること

兵庫県がハザードマップ上、安全ということがわかります。土地を買うなら兵庫県かもしれません。

とはいえ、阪神大震災を思い起こすと、日本中どこにいても自然災害のリスクはあるかもです。

この記事を書いているなぎささんは

2018年に個人の趣味で防災士という資格を取りました。※この資格自体に特に価値はありません。

大阪北部地震の影響で、妻と一緒に防災について考えるようになったのがきっかけです。私自身は築慶応元年のボロ屋で育ったので、ある意味地震は日常でした。ただ、妻にとっては、阪神大震災を熟睡したまま過ごしたこともあって、初めての地震だったようです。かなり慌てていました。。。

1.土砂災害がヤバい理由

土砂災害と聞いてあまり事例と記憶がないかと思いますが、実はかなりヤバい災害です。

土砂災害とは まずは見てみましょう。

理由1 まずはハザードマップを見て視覚的理解を!

少し誇張したもの言いになりますが、動画のような土砂災害の発生リスクを地図上で見てみましょう。

下が土砂災害以外の3大災害=洪水+高潮+津波を示したもので、その次が土砂災害のみを示したものです。

これは誰でも国交省のH Pから見れることができます。地図検索or住所検索したものに、4大災害(洪水、土砂、高潮、津波)をプロットして表示を自由に変更できます。試してみてください。

どれも100年に一度の大災害を想定したものですが、土砂災害だけ、発生エリアが桁違いに広いです。

理由2 土石流は重くてまっすぐ進み、全てを壊す

4大災害を大きく二分すると、水か土かになります。

このうち、土=土砂は発生エリアの他にも、次の点で危険さを伴います。

  • 水より重い
  • 止められない
  • 崩れ出したら猛スピード

また、ウォーキングデットみたいに敵から離れるように逃げるのが正解ではないという罠があります。

土石流はスピードを増しながら直進します。これに対して同じ方向に逃げていたら、どうしても逃げきれません。人間はジグザク走れでも、土石流は一直線に降下します。なので、この性質を理解して、水平方向か垂直方向に逃げないといけません。これは文字で理解しても、とっさの対応がそうなるとは限らないので、怖いです。

理由3 雨がなくても起こりうる

そして、土砂災害にはもう一つ大きな誤解があります。

それは雨に関係なく、起きることです。

下記動画は、雨のない晴れた日におきた事件です。外国の動画ですが、探せば日本でもこの手の動画はまだまだあります。

2.ハザードマップ上の聖域 兵庫県

ここまで見ると、水害とは別次元で土砂災害には抗えない力を感じます。

根拠1 まずはハザードマップを見て視覚的理解を!

その理解のもと、土砂だけではなく、4大リスクと日本地図を見比べてみましょう。

まるで、このハザードマップに従って、兵庫県が自由に県境を作ったのでは???と疑うレベルです。

根拠2 地震の発生リスクを分析

でもでも、阪神大震災があったじゃないか!

という意見に対して、今後の発生確率を国交省の関連団体が調査したデータがあるので、見てみましょう。

ハザードマップと同じく、いろんな指標で見ることができます。直近で震度6強以上の地震が来る確率を見ると、またも兵庫県は神がかっています。因みに、千葉〜静岡・愛知・三重県の沿岸部は100%の確率になっているところがあるくらいです。

もちろんもっと安全な場所はありそうですが。東京〜名古屋〜大阪の大都市圏の危なさと比べたら、大阪と少し離れただけで、ずいぶんと安全度が違います。

3.なぜ兵庫県は安全なのか

さてさて、ではなぜ兵庫県だけ安全なのかですが、

ぶっちゃけ、わかりません。

ブラタモリでも見て調べてみます〜〜〜

が、これだけ先に言うと、土地を買うとしたら、兵庫県がオススメです。

かく言う私は、兵庫県に4LDKの戸建て7軒分の土地を書い、太陽光の売電事業をしています。いざとなったら、ここに逃げろ。屋根と電気はある。(壁はない)