プロに頼むと絶対ボられる ユーザー車検で費用と時間を節約 ボロ車でも車検に通す必殺方法

仕事 小遣いかせぎ

今日は車検でした。昨年4月に車検をした(過去記事)ばかりですが、昨年9月に車を買換えた(過去記事)ので、またも車検です。

  • 車検といえばプロ任せ
  • 車検といえば削減できる手間としてリースの謳い文句
  • 車検といえば車買替え検討時期

車検は費用と手間で悪いイメージの代名詞です。それ本当?

本日の記事

  1. ユーザー車検の全貌
  2. 自信がない場合の「模試」と「対策」
  3. 注意 プロの指摘は受け止めて〜!

この記事から分かること

車検が素人でも簡単にできることが分かります。

ここでは私の実績に伴い、軽自動車の「継続車検」を前提にして記事を書いています。

ユーザー車検の全貌

今日、早速人生2回目のユーザー車検を済ませてきました。自分で車検をすることを「ユーザー車検」と呼ぶみたいです。では、早速説明です。

細かなことは軽自動車車検協会のHPを見てください。

事前準備物

  1. 自動車検査証(車検証)
  2. 軽自動車税(種別割)納税証明書 ← 注意!
  3. 自動車損害賠償責任保険証明書
  4. プロの事前見積り ←注意!
  5. 現金3万円(でお釣りが来る)

注意点としては納税証明書は「受領印」の付いた原紙が必要です。

私はこれに限らず払えるものは全てキャッシュレスです。なので、前回ユーザー車検をした時、領収書がなく「納付書」で代用しようとしたところNGとなり、二日目に持ち越しました。

ネット決済などして自動車税の領収書がない場合、市役所の税務課に行き、車検用に納税証明書を取得する必要があります。「車検用」という特別な領収書があるので、書式には迷わないはずです。

当日準備物

  1. 継続検査申請書(軽専用第2号様式) 現地で記入
  2. 自動車損害賠償責任保険証明書 現地で再加入(発行)
  3. 自動車重量税納付書 現地で納税(発行)

前項目と被りますが、注意点としては、2。3。は更新前の「今の書類」が必要です。

この「今の書類」と現金を持ち、法定費用を払って、これを更新します。

「現金」しか対応できないので、その点も点注意です。

車体側での事前確認

  • ランプが全部着くか
  • ランプと運転動作が連動するか
  • ワイパーの動作と噴射確認
  • ハンドル操作ができるか
  • ハンドブレーキとサイドブレーキが効くか
  • 車体底の油漏れ有無

つまり、車が日常的に走っている時点で大体OKです。

リアギアにした時に、運転席のダッシュボードランプがつかなかったり?など、細かな確認はしておきしましょう。

かかる時間

混み具合によりますが、空いていれば1時間で終わります。

預けると、最短でも1日仕事。通常でも2日間。土日祝日が挟まると、その分長くなります。

代車節約の意味でも、プロ頼みは時間のロスです。

車検が終わると有効期限の書かれたシールをもらいます。これを自分で車に貼り付けて終わりです。

これをもらうと、なんかやり終えた気分になります。

かかるお金

本来車検は「法定費用」だけで十分です。

プロに頼むとこれみよがしに色々つけてきます。

新しい車(今回)や、乗り潰すつもりのボロ車(前回)にはそれなりに手を抜きましょう。

自信がない場合の「模試」と「対策」

でもでも、私の「ボロ車」は大丈夫?という人に朗報です。

私も昨年8月まではボロ車でした。

「テストセンター」なるものの存在

これが何かというと、車検場と同じ試験機で「模試」をし、その上で「対策」を授けてくる会社です。

私の車は絶対大丈夫!という人でも、フロントランプの「光軸ズレ」は起きている可能性があります。

「光軸ズレ」とはメガネのフレーム歪みです。車にとっては気持ちの良いズレでも、試験機に通すとNGとなる場合があります。

その場合、テストセンターの人が「突貫工事」で直してくれます。

また、排ガス検査で通るかどうかは、普段の運転性能では判別できないので、ボロ車の場合要チェックです。(新車は不要)

この場合の対策は、試験場で「蒸すテクニック」を伝授されます。 。。。

ま、車検にも「受験」と同じく絶対合格させる予備校教師がいるのです。

ある場所

こんなヤバい会社がどこにあるのかというと、決まって車検上の近くにあります。

「テストセンター」と入れてググってみてください。

その距離の近さに驚きます。

大阪の場合、陸運局(普通車の車検場)から車4分の距離です。軽自動車の車検場はまた別の場所ですが、それでも車20分の距離になります。

社名が「有限会社」寝屋川テストセンターとあるくらいですから、その業態の古さが分かります。

かかる時間とお金

これは(有)寝屋川テストセンターの事例ですが、普通の車検場と比べると激安・激早です。

・フルコース2tまで¥3,200~ 10分
・光軸のみ2tまで¥1,500~   5分

必殺ボロ車対策

私が昨年8月まで乗っていたダイハツ ネイキッドは伝説的なボロ車でした。

8月にジモティーで売った翌週、買い手からラジエーターの故障で「廃車」にしたとのクレームが来た始末です。

こんな車でも突貫工事で車検には通るのです。自己防衛を言うと、プロの査定でもラジエーターは指摘なしでした。

さて、私がどこまで手を抜いたかは別として、その時知り得た裏技です。

  • 段ボールの詰め物で光軸調整
  • 排ガス測定の直前に「蒸しまくって濃度を薄める」
  • 車体底の油漏れを直前で拭く
  • ドロ受けをプラ板で外側に延長し、はみ出たタイヤを隠す

注意 プロの指摘は受け止めて〜!

直接的な原因ではないにせよ、車検の手抜きは車両寿命を縮めます。

なので、ユーザー車検をする最低限の条件として、

  • プロの見積りはとり、最大限の指摘事項に目を通す
  • 自分でできるメンテはチョコチョコする(エンジンオイルとか)

この二つは必ず守るようにしましょう。

でないと、昨年の私のように、紙一重で廃車事故になっていたことでしょう。

廃車事故でも、売却後のヤバいクレームにもならなかったことに命のありがたさを感じています。