プロに頼むと絶対ボられる ユーザー車検で費用と時間を節約 ボロ車でも車検に通す必殺方法
今日は車検でした。昨年4月に車検をした(過去記事)ばかりですが、昨年9月に車を買換えた(過去記事)ので、またも車検です。
- 車検といえばプロ任せ
- 車検といえば削減できる手間としてリースの謳い文句
- 車検といえば車買替え検討時期
車検は費用と手間で悪いイメージの代名詞です。それ本当?
本日の記事
- ユーザー車検の全貌
- 自信がない場合の「模試」と「対策」
- 注意 プロの指摘は受け止めて〜!
この記事から分かること
車検が素人でも簡単にできることが分かります。
ここでは私の実績に伴い、軽自動車の「継続車検」を前提にして記事を書いています。
車検の雰囲気は「役所」
パスポートや免許更新、ビザの取得と同じ。
基本的に聞けば教えてくれます。
業務委託すると委任状とか結局書類が増えるので、自分の方が楽なのでは?
と思うくらいです。#ユーザー車検— なぎささん 太陽光と不動産で夫婦3馬力を狙う (@nagisasan1234) April 18, 2022
ユーザー車検の全貌
今日、早速人生2回目のユーザー車検を済ませてきました。自分で車検をすることを「ユーザー車検」と呼ぶみたいです。では、早速説明です。
細かなことは軽自動車車検協会のHPを見てください。
事前準備物
- 自動車検査証(車検証)
- 軽自動車税(種別割)納税証明書 ← 注意!
- 自動車損害賠償責任保険証明書
- プロの事前見積り ←注意!
- 現金3万円(でお釣りが来る)
注意点としては納税証明書は「受領印」の付いた原紙が必要です。
私はこれに限らず払えるものは全てキャッシュレスです。なので、前回ユーザー車検をした時、領収書がなく「納付書」で代用しようとしたところNGとなり、二日目に持ち越しました。
ネット決済などして自動車税の領収書がない場合、市役所の税務課に行き、車検用に納税証明書を取得する必要があります。「車検用」という特別な領収書があるので、書式には迷わないはずです。
当日準備物
- 継続検査申請書(軽専用第2号様式) 現地で記入
- 自動車損害賠償責任保険証明書 現地で再加入(発行)
- 自動車重量税納付書 現地で納税(発行)
前項目と被りますが、注意点としては、2。3。は更新前の「今の書類」が必要です。
この「今の書類」と現金を持ち、法定費用を払って、これを更新します。
「現金」しか対応できないので、その点も点注意です。
車体側での事前確認
- ランプが全部着くか
- ランプと運転動作が連動するか
- ワイパーの動作と噴射確認
- ハンドル操作ができるか
- ハンドブレーキとサイドブレーキが効くか
- 車体底の油漏れ有無
つまり、車が日常的に走っている時点で大体OKです。
リアギアにした時に、運転席のダッシュボードランプがつかなかったり?など、細かな確認はしておきしましょう。
かかる時間
車検完了!
作業時間は8:45〜9:40
早!!・プロに任せると1〜2日
・受渡し+引取りで2往復
・台車も必要
→持込なら1時間+移動#ユーザー車検 pic.twitter.com/S5QAv34CRD— なぎささん 太陽光と不動産で夫婦3馬力を狙う (@nagisasan1234) April 18, 2022
混み具合によりますが、空いていれば1時間で終わります。
預けると、最短でも1日仕事。通常でも2日間。土日祝日が挟まると、その分長くなります。
代車節約の意味でも、プロ頼みは時間のロスです。
車検が終わると有効期限の書かれたシールをもらいます。これを自分で車に貼り付けて終わりです。
これをもらうと、なんかやり終えた気分になります。
かかるお金
ユーザー車検だとかなり安い。
・法定費用22,130円 ←これ!
・プロなら最安で58,190円
・プロなら普通112,430円
・手をかけると133,220円3〜4万円は節約できました!#ユーザー車検 pic.twitter.com/9Wn8cCJbYj
— なぎささん 太陽光と不動産で夫婦3馬力を狙う (@nagisasan1234) April 18, 2022
本来車検は「法定費用」だけで十分です。
プロに頼むとこれみよがしに色々つけてきます。
新しい車(今回)や、乗り潰すつもりのボロ車(前回)にはそれなりに手を抜きましょう。
自信がない場合の「模試」と「対策」
でもでも、私の「ボロ車」は大丈夫?という人に朗報です。
私も昨年8月まではボロ車でした。
「テストセンター」なるものの存在
これが何かというと、車検場と同じ試験機で「模試」をし、その上で「対策」を授けてくる会社です。
私の車は絶対大丈夫!という人でも、フロントランプの「光軸ズレ」は起きている可能性があります。
「光軸ズレ」とはメガネのフレーム歪みです。車にとっては気持ちの良いズレでも、試験機に通すとNGとなる場合があります。
その場合、テストセンターの人が「突貫工事」で直してくれます。
また、排ガス検査で通るかどうかは、普段の運転性能では判別できないので、ボロ車の場合要チェックです。(新車は不要)
この場合の対策は、試験場で「蒸すテクニック」を伝授されます。 。。。
ま、車検にも「受験」と同じく絶対合格させる予備校教師がいるのです。
ある場所
こんなヤバい会社がどこにあるのかというと、決まって車検上の近くにあります。
「テストセンター」と入れてググってみてください。
その距離の近さに驚きます。
大阪の場合、陸運局(普通車の車検場)から車4分の距離です。軽自動車の車検場はまた別の場所ですが、それでも車20分の距離になります。
社名が「有限会社」寝屋川テストセンターとあるくらいですから、その業態の古さが分かります。
かかる時間とお金
これは(有)寝屋川テストセンターの事例ですが、普通の車検場と比べると激安・激早です。
・フルコース2tまで¥3,200~ 10分
・光軸のみ2tまで¥1,500~ 5分
必殺ボロ車対策
私が昨年8月まで乗っていたダイハツ ネイキッドは伝説的なボロ車でした。
8月にジモティーで売った翌週、買い手からラジエーターの故障で「廃車」にしたとのクレームが来た始末です。
こんな車でも突貫工事で車検には通るのです。自己防衛を言うと、プロの査定でもラジエーターは指摘なしでした。
さて、私がどこまで手を抜いたかは別として、その時知り得た裏技です。
- 段ボールの詰め物で光軸調整
- 排ガス測定の直前に「蒸しまくって濃度を薄める」
- 車体底の油漏れを直前で拭く
- ドロ受けをプラ板で外側に延長し、はみ出たタイヤを隠す
注意 プロの指摘は受け止めて〜!
直接的な原因ではないにせよ、車検の手抜きは車両寿命を縮めます。
なので、ユーザー車検をする最低限の条件として、
- プロの見積りはとり、最大限の指摘事項に目を通す
- 自分でできるメンテはチョコチョコする(エンジンオイルとか)
この二つは必ず守るようにしましょう。
でないと、昨年の私のように、紙一重で廃車事故になっていたことでしょう。
廃車事故でも、売却後のヤバいクレームにもならなかったことに命のありがたさを感じています。