テスラ#3 モデル3に試乗 庶民にも手が届く完全自動運転車 乗ってみた感想

徒然

テスラのファンになってかれこれ3年目?のなぎささんです。

  • 欲しいけど、モデルSもモデルXも高すぎる(1000万円超え)
  • なになに、モデル3という庶民車が販売される?
  • え!、販売直後に80万円の大幅値下げ+補助金40万円!

ここだけ聞くと、平凡なサラリーマンとしても、夢を身近に感じられます。

でも、実際のところ、どーなん???

ということで、試乗してきました。

本日の記事

  1. モデル3の概要
  2. 試乗体験
  3. なぎささんは買うのか?

この記事からわかること

モデル3の概要と試乗体験をもとに、平凡なサラリーマンが買うべきかどうかがわかります。

テスラは他の自動車メーカーと違い、CMを一切していません。

宣伝方法は、株価の注目度創業者のTwitterファンのインスタ会社HPのみです。

聞いてて違和感があると思う方、そうです。

テスラには販売店とテレビCMがないのです。

え、でも、店なら見たことがあるよ!という方。

それはショールームであり、店ではありません。

そこに行っても、HPの音読をしてもらえるだけで、車は買えません。

ということで、私のようなファンが勝手に発信し、それを宣伝にしているようです。

この記事を書いているなぎささんは

テスラのファンになって3年目です。

過去にはモデルXとモデルSには試乗した経験があります。

モデル3が発売されるとは聞いていたので、その試乗をずっと狙っていました。

ウロチョロしていると、お声がかかるものです。

ちなみに、去年はテスラの株で一儲けして、テンバガーの一端を味わいました。(関連記事

1.モデル3の概要

テスラには販売店がありません!。あるのはHPだけです。

店っぽく見せているのは、書いて文字の若く、「ショールーム」で、(販売)店ではありません。

✔︎テスラのショールーム

そんな「ショールーム」に、今日は行ってきました。

ショックです。来るのは3度目ですが、相変わらず、車の売り方が斬新です。

繰り返しですが、ここでは車は買えません。

店員がテスラのHPを代読してくれるだけです。

もし買うなら、自宅でこのHPから「ポチッと」してください。とのことです。

価格に関しても、HPにある以上のことはわかりません。オプションも極端に少ないです。

リアルに、「ウインドウショッピング」しかできない場所です。

でも逆に言えば、テスラは、社長がボタン一つで、世界中のマーケット価格を操作できるのです。(中古市場はまだないですし)

今覚えば、これができないがゆえの、路面店だったり、TV CMだったり、販売戦略なのです。

売り方、買い方ということを本当に考えさせられます。

✔︎テスラ4モデル+1の覚え方はSEXY

本題のモデル3に入る前に、ちょっと余談です。

テスラには4モデル+1の5機種があります。

モデルS、モデルX、モデル3、モデルY、サイバートラック。この5機種です。

覚え方は「S E X Y」です。

SとXが最初にできた高級車両で、3とYが庶民車両。

Sと3はセダンで、XとYはSUVです。

Yとサイバートラックはまだ日本では発売されていません。

なので、買えるものとしては、S E Xの3機種です。

✔︎モデル3の概要

さて、本題です。モデル3はテスラが日本で販売する3機種目の車で、庶民向けセダンです。

最安モデルを購入した場合、次のようになります。

  • 価格 ¥4,490,000(消費税+登録手続き料込み)
  • 補助金- ¥400,000(政府の予算次第)
  • エコカー減税- ¥268,700
  • 購入額 ¥3,821,300
  • これを金利1.9% 10年返済で借入可能
  • ローンを組む場合の月々の返済額は約3.5万円
  • これに燃費代の節約が上乗せ可能
  • 運が良ければ、Anycaで隙間時間のレンタル収入も上乗せ

1回の充電で400Km近く走るらしいので、電気代もあってないようなものです。

航続距離やスピードのスペックは次のとおりです。

2.試乗体験

試乗方法には、所有者からAnycaなどでレンタルする方法とショールームで試乗する2つの方法があります。

今回はショールームでの試乗体験になります。

✔︎ショールームでの試乗 20分間

ショールームでの体験なので、予約時間の20分間しか乗れませんでした。

正直、予習していたいろんな良さを感じ取れずに終わりました。

テスラに限らないですが、始めて乗る車は、運転操作が体に染みつくまで10分くらいかかります。高級車を狭いところ(心斎橋付近)で運転するとなると、なおさらです。

体験談を3点書きますが、短時間故の心残りも3点書きます。

✔︎体感#1 ブレーキ

メチャクチャ効きます。

従来の摩擦で止めるメカニカルブレーキと違い、発電しながら磁力で止める「慣性ブレーキ」という原理を使います。摩擦力を使わないので、故障や修理が生じません。

すごく効くので、慣れるのにちょっと時間がかかります。

✔︎体感#2 アクセル

おどおど進む分には同じですが、求めた時の加速が違います。

3秒で時速100Kmになります。そこらへんのスポーツカーには全部勝つでしょう。

フェラーリ並みです。

そこまで求めないでしょうが、車線変更が楽になること間違いなしです。

ブレーキもめいいっぱい使えば、ちょっとしたジェットコースターになります。

✔︎体感#3 運転全般

運転しやすいです。

360度ビューが付いているので、視線をウロチョロさせずとの周囲の把握ができます。

全体的に車内は広いです。

ハンドブレーキやギアがないので、運転席がすっきりしています。

天井はグラスルーフで圧迫感がないです。

トランクは前後にあり、後ろは、シートをめくるともう一段収納があります。

✔︎心残り#1 自動運転

一番売りの自動運転を体験できずに終わりました。

自動追尾、車線変更、目的地設定、自動駐車、無人運転。

いろんなことをできるのは知っているのですが、どれ一つ見れずに終わりました。

都心で20 分運転しても、わかることは知れています。次はAnycaでレンタルしてみたいです。

ちなみにテスラの自動運転はスマホと同じでネットにつながると自動更新されます。

従来の車であれば買い替えないと機能UPされませんでしたが、テスラであれば、旧型であれ、いつかは完全自動運転が手に入ります。心配すべきは車の新旧ではなく、日本という受け皿かもしれません。

✔︎心残り#2 結局車庫に入るの?

正直、これが一番気になるところでした。

車庫に入らないものは買えません。入るようなら、夢をみ続けます。

この見切りさえつかずに終わったのは残念です。

測定上は車庫に入るのですが、出入りの便利さや、自転車スペースなど、ものをみて確かめてみたかったです。

✔︎心残り#3 20 分間 遊べず終わる

テスラは自動車ではなく、スマホです。

運転席のタッチパネルはipadと同じで、いろんなソフトを入れて楽しめます。

スピーカーもライトも空調も、目的地さえもここで決めます。

本当ならば、初めてスマホを手にした時のように、永遠に遊んでいられるのですが、その奥深さをチラ見して終わりました。残念。

3.なぎささんは買うのか?

結論、まだ買いません。

見たかったところをあまりみれていません。

またお金もありません。

新車400万円はまだハードルが低いので、時代が自分に合わせてくれるのを待ちます。

ただ、ローンが1.9% 10年払いの条件で借入れできるので、ヒルトンの返済(過去記事)が終わったら買いたいです。

持てば、おそらく、Anycaでレンタル収入も期待できるでしょう。