テスラ#1 S&P500に採用決定

仕事 徒然

テスラがS&P500に採用が決まり、株価が暴騰しています。

昨日のSPACE Xの有人ロケット打ち上げに続き、今日のテスラの格付けUPと連日大騒ぎです。
創業者のイーロン・マスクCEOは世界3位の富豪になるともいわれています。
一時は破産寸前だった時期もありますが、この一年間を振り返ると52週の最安値比で株価は約8倍に暴騰!
すごいです!!!

株価暴騰の1年

テスラの株価はコロナ影響の底値を3/18 70USDで付けたあと、その痛みをほとんど抱えることなく暴騰。7月の決算で3期連続の黒字が決定すると、S&P500採用の期待高から更に暴騰。
この間にトヨタだけでなく、完成車メーカー主要10社の時価総額合計まで超えました。

その後、S&P500の採用が見送られたこととナスダック全体の下落傾向から株価下落。
一時は500USDを付けた株価も2か月間くらい400USD前後のボックス相場を維持してきました。

それが今日になって、再度S&P500の採用が決まったことで、12%以上の大暴騰をしています。


世界の時価総額ランキングが今日変わる

時間外取引での値上がり幅から、昨日と今日(予定)の世界の時価総額ランキングをまとめました。
格付けUPにより、今夜の内にテスラは11位から9位に上昇しそうです!
ちなみに、いつぞやかの大口出資者であるトヨタ自動車は32位です。
この差はどんどん広がるでしょう(涙)

 

日本の自動車産業が全負け

この株価暴騰を受け、テスラVS日本の自動車関連主要銘柄の時価総額をまとめました。
トヨタを抜いたことはニュースになりましたが、気づけば全完成車メーカーの時価総額も既に超えており、
今夜の取引後は主要17銘柄の合計額も超える勢いです。
主要17銘柄とは日経新聞に自動車関連株としてのっている銘柄のことで、とりわけ注目度の高い株です。

株価は将来に対する期待

PBR(時価総額÷純資産)とは株価の割安さをみる指標の一つで、株価(=時価総額)が一株純資産(=純資産)に対して何倍になっているかを見ます。株価は将来の期待に対して動くため、時価総額は将来の会社価値と見ることができます。それに対して純資産は会計帳簿という明細がある明確な今の価値です。今の価値に対して、将来の価値が安いか高いか、これを見る指標がPBRです。

トヨタはPBR1.3倍

テスラはPBR60倍

トヨタとテスラの将来の会社価値に対して、こんなにも市場の評価の差があると思うと驚きです。

自動車部品会社で働くサラリーマンとしては、将来不安です。。。