久しぶりに親父に会って諭されたこと 家族の中心は子供・子育て 夫婦と家族の違い
先日親族の結婚式で久しぶりに実家に帰りました。(関連記事)
- コロナ騒ぎで実家に帰るのは久々
- 子供を育てするようになり、親の気持ちや自分の育ちを思い返す日々
- やっぱり人生大切なのは家族の幸せ
久々に親父と長話をして色々と思うところがあったので、書き残しておきます。
本日の記事
- 家族の中心は子供・子育て
- いい意味での理由 親父の成功体験
- 悪い意味での理由 親父が断ち切った不運
この記事からわかること
人生を明るく幸せに生きる術がわかります。「明るく」というところが大切です。
この記事の想定読者
迷った時の自分。
子供が親と過ごす時間の80%は0〜7?歳までといいます。思えば人生の価値観で親と長話をすることはそう多くはないです。自分にとってはとてもは大切な時間でした。
この記事を書いている私は
3人兄弟、貧乏育ちの長男です。
家が貧しかったので、高校も大学も奨学金ありきでの進学でした。弟も妹もそうです。それでも、兄弟3人とも国立大学に現役合格し、ちゃんと就職も結婚も、子育てもしています。平凡なことですが、それが大切なことです。
私の父親は天才です。
ヨガ教室の先駆けであり、世間に職業認定されていない職業を大分県の田舎で成立させた天才です。明かに天才であり、天運の持ち主です。なので、私の人生には、その出発点で世間とは真逆で異質なものがあるように思います。
家族の中心は子供・子育て
当たり前に思うかもしれませんが、ずっと話を聞いていくと深い意味があります。
家族の中心は夫婦仲と思いがち(それも正しい)
父親歴2年の私にとって、まだまだ家族の中心は夫婦と思いがちです。
子供の成長はすごく早いし、数年すれば(自分のように)子供は家から出ていきます。長い人生を考えたら夫婦仲が人生の質を決めるように思います。子育ても結局は家庭環境が最重要で、全ては夫婦仲です。
この持論にゆるぎはありません。
子供のおかげで夫婦は家族になる
ただ、子供のおかげで、夫婦が家族になるのだとも感じました。
我が家の場合は、結婚後、数年してから子供が生まれました。そこには順序があり、夫婦の時間がありました。
一方、親父は、母の妊娠(=私の誕生)を知り、結婚を決め、夫婦になりました。というか、家族になりました。子供=私がいなければ、父の人生は全く別のものになっていたことでしょう。
家族があって、夫婦になるのか、
夫婦があって、家族になるのか、
どちらも神のなす技ですが、家族という価値観には子供が中心なのか、と思う次第です。
いい意味での理由 親父の成功体験
どんな素晴らしい夫婦でも、家族でも、子育てで失敗すると暗くなります。逆に成功すると自己肯定感が増します。
親父にとっては子育ては成功体験なのでしょう。そう思ってくれると、私としても嬉しいです。
子育てが社会的信用になっている
親父はよく言えば天才ですが、悪く言えば個性が強すぎます。
仮に「運」を引き算しようものなら、どんな悪い方向にもなりえたでしょう。これを強運たらしめたのが、「ちゃんと子育てしている父親」という側面でした。
育ててもらったか?と言えば、私としての答えは世間様のおかげですが、世間としては父親の教育方針となります。
商店街の端から端まで声が通るような明るい性格(=目立つ才能)と、
学ぶと決めた時には誰にも負けない天才的な姿勢(=常に一番席)。
これは親父の生き様として、強烈な教育方針でした。
悪い意味での理由 親父が断ち切った不運
今回初めて聞いて驚きました。
あの明るい性格も、生まれつきではないようです。
学歴や転職、恋愛と、いろいろな不運があったようですが、
結婚を機に、というか子育てを機に、強運な性格になったようです。
父親の色々な不運を断ち切った母は、ただただすごいです。
逆に、子育てで失敗していたら、それ以上の不運になっていたのでしょう。
それを思うと、恐ろしく、また、「家庭の中心は子供」という理由もしっくりきます。
父を悪く書きたくないので、不運の内容は書きませんが、あの明るい性格の出どころを知ると、自分の価値観としても大切に思えます。