投資マンション メリット・デメリット【私もやっています】

賃貸マンション 資産

このような悩みの方はいませんか?

  • 不労収入が欲しい
  • 給与収入が伸びない(去年がピークかも…)
  • 年金など、老後資金の心配がある
  • 色んな保険に入っており、合計すると結構払っている
  • 貯金をしないと…思いながら、全然できていない

こんな悩みにお答えします。

本日の記事

  1. 賃貸マンションのメリット4選
  2. 賃貸マンションのデメリット3選
  3. やってみた感想

この記事を書いている私は、2017年に新大阪にワンルームマンションを投資し、以来3年間マンションの賃貸経営をしています。最近、投資用マンションの売込みが増えていますが、実際に持っている営業マンはほぼいません。興味がある人は、一読ください。

賃貸マンションのメリット4選

  1. 収入と信用力が安定的
  2. 他力本願で、年金資産が積み上げられる
  3. 他力本願で、生命保険と給与サポート保険に入れる
  4. 相続税対策

✓収入と信用の安定性

最近、小ネタが原因で仕事をなくす有名人が多いです。サラリーマンであっても、通勤電車の痴漢など、疑惑だけで仕事をなくしかねません。周りから尊敬されている人でさえ、パワハラやセクハラ、内部通告など、予想外のことでいつ居場所をなくすかわかりません。

それに比べ、大家さんは安定的です。住人は、だれがその部屋の所有者かなど、絶対に気にしません。特定しようにも、賃貸契約書に名前がないこともありえます(=私の事例)。法務局から登記簿を取り寄せれば特定できますが、そこまでするひとはまずいません。

仮に入居者が出て行っても、賃料は上下両隣と同じ金額で次の客が付きます。もちろん空室リスクはありますが、そのリスクも(リターンを下げるが)サブリース契約でカバーできます(=私の事例)。

✓他力本願

マンションは、住宅ローンと同じで、サラリーマンでも全額融資で物件購入が可能です。住宅ローンとの違いは、自分で稼いで返すのではなく、入居者からの賃貸収入で返すところです。すごく単純な説明をすると、買う(=始める)ときにお金いらずで、返すときにもお金いらずです。自分の信用力(=無形資産)が、マンションという事業資産になり、その事業資産がお金を生み出し、勝手に負債してくれます。

✓年金資産

ローンの返済が終われば、月々の賃貸収入がそのまま手元に残ります。投資回収期間は、一般的に住宅ローンと同じで35年間。一般人の労働寿命がMAX40年間。これをバランスすると、ちょうど年金資産として活用できます。一般的な年金資産との違いは、自己負担で掛け金を払うのではなく、個人の「信用力に働いてもらう」ということです。

✓生命保険と給与サポート保険

住宅ローンと同じく、ローンには団体信用生命保険(=団信)が適応されます。団信とは、債務者が万一返済できなくなったときに、その人に代わって保険会社が債務返済をする保険で、金融機関が加入しています。「万一」とは、債務者の死亡に加え、金融機関にもよりますが、いわゆる「8大疾病」の意味です。

例えば、マンションを購入した人が、がん・脳卒中・心筋梗塞などで働けなくなった場合、マンションの返済を保険会社が代行してくれます。月々の返済がなくなる一方、賃貸収入は変わらず入るので、これがそのまま給与サポート保険に代わります。死亡した場合も同じく、債務なしのマンションが遺族に残されるので、賃貸収入をそのままもらうか、売却して一時金収入として使うことができます。

生命保険や給与サポート保険に加入しているサラリーマンは多いですが、それを自己負担なしでできるのが、メリットです。

✓相続税対策

不動産に関しては、現金資産に比べ、課税対象金額が少ないことが特徴です。例えば、1億円の金融資産を持っていれば、1億円がそのまま課税対象となります。これが不動産だと、課税対象額を引き下げられます。

マニアックは話なので、ここで割愛。

賃貸マンションのデメリット3選

  1. 不労所得とはいえ、投資回収期間が長い
  2. 流動性が低く、損切や分割ができない
  3. 想定外の費用負担があり得る

いいことづくしのように思いますが、悪いこともあります。

✓投資回収期間が長い

なぜ一流企業がしないかを考えてみてください。そして、あなたの会社では、投資回収を何年制限にしていますか?

不労所得とはいえ、35年間もマイナスのキャッシュフローなら、どんな会社も手を出しません。それでもやっている会社は、借入金利や事業内容の違いにより、5年程度で投資回収するノウハウがある組織です。

単月黒字が見込める物件ならいいですが、そうでない場合、あくまで年金資産だと思いましょう。

✓損切や分割ができない

生命保険や積立NISAなどで年金資産を作る方法もあります。自己負担という悪さはありますが、いつでも損切りできますし、少額から始めて、自分のベースで増減できます。解約すれば、5営業日以内に現金化できます。資産の種類におうじて、良し悪しがあります。

もっとも、iDeCo(途中解約できない)をするぐらいなら、不動産投資の方が流動性はあるとは思います。

✓想定外の費用負担

部屋の定期的なリフォームなど、想定外の出費はあるかもしれません。

あくまで、想定外のことなんで、これ以上うまく説明できませんが、、、

やってみた感想

  • 老後の貯金という考え方をやめました
  • 収入をえるという考え方がかわりました
  • 収入(PL)ではなく、資産(BS)を気にするようになりました

✓老後の貯金

私は30歳のときに、自宅と賃貸用マンションをほぼ同時に購入しました。65歳で定年をむかえるときには、両方とも返済が終わります。返済が終われば、家賃支払いがなくなるほか、毎月6万円の収入が入り続けます。

6万円は少ない!と思うかもしれませんが、これで衣・食・住の出費を完全カバーできます。その上で、年金がもらえれば、それはお小遣い程度と考えています。もしお金が必要なら、自宅かマンションを売れば、なんとかなります。

もちろん、これだけでは人生つまらないので、娯楽としてハワイの別荘と太陽光発電の収入、生命保険の外貨積立もしています。いずれも、老後ではなく、今使える資産として、長期保有しています。詳しくは別記事にします。この結果、手持ち現金は生きるため以上は持たなくなりました。それでいて、娘の教育費込みで、将来の心配は全くありません。気が楽です。

✓収入をえるという考え方

もちろんメインは給与収入の生活ですが、どんなに少額でも他の収入があれば、考え方が変わります。人間いつかは個人商社です。若いうちから大小色々やってみて、知識と経験がないと、商社としての魅力はなくなります。

✓収入(PL)ではなく、資産(BS)

現金しか持たなかった時には、資産がお金を生むものだとは気づきませんでした。仕事もプライベートも、お金の話になると、収入と出費と貯金の3点セットでしか考えませんでした。家を持ち、賃貸マンションを持ち、その他色々に手を出すと、資産という子供がどんどん育っているような感覚になります。自宅には手がかかっていますが、マンションに関しては自立しています。