【仕事】モニター離れができる PCの画面整理術 ショートカット7選
在学勤務が始まり、モニターがないことに不便を感じていませんか?
- 職場だったら、外付けモニターも使って、大画面で仕事できたのに?
- 家で仕事しようと思うと、どうしてもノートPCになる
- もっと装備を軽くしたい
そんな方に、ちょっとしたPCテクを紹介します。
本日の記事
- 画面整理の大前提
- モニター離れができる PCの画面整理術 ショートカット 7選び+おまけ2つ
この記事から得られるもの
PC作業でモニターが不要になります。
先日のマウスが不要になる記事も合わせると、仕事の装備が格段に軽量化します。今はコロナ騒ぎで在宅勤務が叫ばれています。職場のデスクに拘束されず、家庭でも仕事ができることは時代の要求です。数年後には、リモートではなく、リゾートワークの時代がきます。どこでも仕事ができる。これは時代の要求であり、防災であり、人生の豊さです。この数ヶ月でどこまで仕事を軽量化できるか。マウスとモニターからの解放は誰しもすべき仕事の一歩です。
この記事を書いている私は
仕事装備の軽量化にはかなりの自信があります。前々職ではインドに5年間勤務していました。出向先のインド法人が全く何も整備されていなかったので、大企業の新入社員ながらもカフェを転々としながら仕事をしました。ホテルや飛行場のベンチ、自宅はもちろんのこと、野原の木の下でもノートパソコンに食らいついていました。マウスパットやモニターはないのが当たり前。机さえない職場環境でした。1週間くらいの(海外)出張なら、手下げの通勤カバン一つで十分です。
1.画面整理の大前提
書類が散らかっていたら、どんなに机が広くても仕事ができません。PCの画面も同じです。効率よく仕事するにはモニターのサイズや数を増やすのではなく、整理をしましょう。
✔︎フルスクリーンで仕事できていますか?
画面をスッキリにさせるためには、フルスクリーンでファイルを開くことが重要です。
PCでファイルを開くと、デフォルトの表示設定が中途半端です。Windowsのサイズが中途半端だったり、不必要なボタンが山ほど表示されてたり。自分が実際に見て+編集する「ワークエリア」がどれだけあるか。おそらく画面の半分は死んでいると思います。スマホが見やすく、PCが見にくいというのは、このせいです。ぜひ使うファイルはフルサイズで開き、画面を有効活用しましょう。
✔︎不要なボタン表示で画面が潰れてないですか?
表示形式のコンセプトに次の3つがあることはご存知ですか?マイクロソフト社のオフィスソフトでは、ファイルの右上(縮小キーの左)にボタンがあり、作業環境に応じて表示形式を最適化できます。
- 他人に「見せる」ときの表示形式
- キーボード操作で「編集」するときの表示形式
- マウス操作で「編集」するときの表示形式
しょうもない話ですが、この表示形式を無視すると、例えばプロジェクターで大勢に画面を見えるときとかに、不要なボタンを山ほど見せると、汚い絵面になってしまいます。ちょっとした工夫ですが、プロジェクターのピント調整と同じく、他人への気遣いです。
✔︎画面の縮尺は大丈夫ですか?
今読んんでいる文字は、見せやすい/読みやすいフォントサイズになっていますか?
マウスパットに二本指を当てて対角線上に広げると、スマホと同じように画面を拡大できます。同じく、逆の操作で縮小もできます。PCの画面は操作さえ抑えておけば、絶対にスマホより読みやすいはずです。画面を有効活用しましょう。
2.PCの画面整理術 ショートカット 7選び+おまけ2つ
✔︎1「alt+tab」 作業中画面を表示
まずは自分がどれだけ作業ファイルを開いているか把握しましょう。
「alt+tab」を押すと、すべての作業ファイルがコンパクトにまとまり一目でわかります。このショートカットキーを押すときは「alt」を長押ししながら、一回だけ短く「tab」を押しましょう。「alt」を押している間は、作業ファイルをズームアウトして見ることができます。
この機能は元々ウインドウを切替えるときにウインドウ選択をする画面です。このショートカットを押すと一つ前に自分が開いていたウインドウに切り替わってしまうので、「alt」キーから指を話す前に、「←」か「shift」を押して今の画面を選択しましょう。
このショートカットは作業中のファイルの状況確認ができる他、画面切り替え機能としても便利です。二つのファイルを行ったり来たりする作業をする場合は、このショートカットで簡単に画面を切り替えることができます。
マウスで作業バーを押し、開いているファイルを一つ一つ確認して、一つ前のウインドウを開く。このような煩雑な作業から解放されましょう。
✔︎2「スタート+tab」ウィンドウを選択
1と同じ機能のレイアウト違いです。このショートカットの良さは一つ前のウインドウに切替わらないことです。悪さは全作業ファイルを一気に表示することができないので、多くのファイルを開いているときは、十字キーかマウスパッドでスクロールしてウインドウ選択することになります。一目で全体を把握したいときは1を、全体を俯瞰したいときは2を使用ください。
✔︎3「スタート+D」デスクトップを表示
このショートカットを使うと、デスクトップを表示できます。
多くの作業ファイルを開いているためデスクトップを表示できず、いちいちウィンドウを最小化するという経験はないでしょうか?もしくはそれを避けるために、少しだけ画面にデスクトップが見えるようにファイル配置をし、結果作業中のファイルが画面上で小さくなっていたりしないでしょうか?このショートカットを覚えると、デスクトップに戻ることが容易になるので、作業ファイルを画面いっぱいに広げるよう、マインドチェンジができます。他の全てを忘れても、このショートカットキーだけはマスターしましょう。
✔︎4「alt+F4」で不要画面を閉じる
このショートカットキーを使うと、作業ファイルをクローズできます。
多くのファイルを開いていて今すぐデスクトップを見たい!思ったとき、マウスで作業ファイル毎に最小化orクローズを一つ一つマウス操作で選んでいませんか?このショートカットキーを覚えると、ウインドウを閉じるという作業を簡単にできます。3の「スタート+D」と合わせて、ファイルの閉じたり、開けたりがキーボード操作でできるようになると、一気にマウスいらずになります。
✔︎5「スタート+↓」ウィンドウの最小化
このショートカットキーを使うと、ウインドウを最小化できます。
✔︎6「スタート+↑」ウィンドウの最大化
このショートカットキーを使うと、ウインドウを最大化できます。ファイルを開いたら、とりあえずこの操作をしましょう。
✔︎7「スタート+← or ↑ or →」ウィンドウの配置変更
このショートカットキーを使うと、画面全体を上下左右半分、もしくは1/4単位でウインドウを配置できます。翻訳や転記、間違い確認など、二つのファイルを画面の左右半々に配置し、見比べ作業をすることは多いと思います。1の「alr+tab」と合わせて、ウインドウの切り替えと配置をキーボード操作でできるようになると、マウスいらずになれます。
✔︎補足#1 PDFなら「Ctl+L」でフル画面表示
マイクロソフトが作ったソフトの多くが「パソコンでの編集」を目的としている一方、アドビシステムズが作ったPDFは「紙の代用物」を意識しています。この機能を使うと、Kindleと同じくらいPDFが読みやすくなります。
✔︎補足#2 PDFなら「Ctl+shift+L」で並べて表示
この操作をすると、個別にウインドウの表示調整をせずとも、一気に均等配置をしてくれます。PDFファイルを2個画面の左右に広げて見ようとすると、多くのボタンで見えにくくなり結局印刷することになりがちですが、このキーボード操作と「ctrl と+ or ―」のズーム機能と使うことで、ある程度改善できます。
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