anyca#2 カーシェアアプリで副業模索? テスラのモデル3を借りてみた

資産

先日の記事の続きです。

テスラ車に乗りたくて仕方ないなぎささんです。

  • テスラを買ったとして、どのくらいAnycaで賃貸収入は期待できるのか?
  • ローンと賃料を考えると、損益分岐点はどこ?
  • そして、その難易度は???

本日の記事

  1. テスラモデル3の投資効率は?
  2. 想定リスク4選
  3. 個人的感想

この記事からわかること

テスラモデル3をカーシェア目的で購入した時の投資効率が分かります。

自動車業界にいる人なら、CASEという言葉を聞いたことがあると思います。

  • C:Connected 自動車のネット接続
  • A:Automatic Drive 自動運転
  • S:Sharing シェアリングエコノミー
  • E:Electric 電気自動車

この4つのファクターが近い将来、日本の自動車産業をぶち壊します。

そして、この代表格がテスラ車のカーシェアです。

これを個人として投資する価値があるのか、この可能性を考えてみます。

この記事を書いているなぎささんは

今日Anycaを使って、憧れのテスラ車を買いました。いや、1日借りました。。。

テスラ車への憧れゆえに、ポジショントークの記事であることを予めご了承ください。

車を貸してくれたオーナーは、かなりのカーマニアでした。過去40~50台も車を乗り換えてきたようですが、テスラのモデル3が自己ベストとのことです。車としての満足感には保証つきです。

1.テスラモデル3の投資効率は?

大阪府下でレンタルできるのは2台しかないことをご存知でしょうか?

両方ともショールームやレンタカーショップではなく、一般人です。

✔︎投資効率は

  • 投資額 約400万円
  • 投資回収期間 2年半
  • 投資効率 40%越え

テスラのモデル3はその知名度に対して、圧倒的にカーシェアやレンタルの機会がありません。

今これを手にした人には、世間の憧れに対して、圧倒的に独占的な地位を築けます。

✔︎投資額と資金繰り

  • 投資額は補助金込みで382万円(補助金込み)
  • 資金繰りはORIXのカーローンで金利1.9%、10年返済
  • 月々の返済は35,000円

東京都なら最大80万円まで補助金が出るそうですが、それ以外ならMAX60万円まで補助金が出るそうです。補助金には政府の予算限度額があり、4月がベストで、3月に近くにつれ悪くなります。いつでも保証されているわけではないので、時期に注意です。

金利はネット直売なので、安いようです。

通常カーローンは3%くらいですが、ディーラーの中抜きがないので、安くなっています。この話が広がると、ディーラーはただただ流通上のネックでしかないですね。。。

✔︎マーケティングと売上予測

  • マーケティングはAnyca上でのSEOと自分の個人宣伝(例:ブログ+ツイッター)
  • 売上予測はMAX 10,000~18,000円/回(日)
  • 14万円/月

Anycaでテスラのモデル3を検索すると、大阪府下では2台しか登録がありません。

その内1台の車を今回借りたのですが、オーナー情報では3日に1回(月10回)は貸し出しているようです。その人はポルシェも持っているようですが、そちらは月3回程度。需要に対して、圧倒的に供給が足りていない状況です。世界中で注文から納車まで半年待ちの状態なので当たり前かもしれませんが、それだけに、一度乗りたい人は多いのでしょう(=私も)

✔︎発生費用

  • 燃料不要
  • 自動車税不要
  • Anycaは出店手数料なし

実質固定費となるような発生費用はありません。

納車されたら、次回の車検か突発修理のみが発生費用です。

前者に関しては、摩擦や振動がない車なので、故障箇所があまりないです。

後者に関しては、貸出中は、借りている人の保険費用で賄われます。

自分で事故らない限り、大丈夫です。

✔︎損益分岐点 月に客3人

  • 月々の返済35、000円
  • 売上予測10,000~18,000円/回
  • 固定費ゼロ

上記3点を加味すると、月に3人客付けできれば黒字です。

ガソリン車を既に持っている場合は、燃費や税金など固定費の削減も見込まれるので、更に黒字化は容易になります。

そんなに難しくなさそうです。

2.想定リスク4選

もちろん、いいことばかりではありません。やりたいですが、実際悩みます。

✔︎リスク1 投資回収期間が読めない

単月計算では顧客3人で黒字化ですが、それが10年続くとは思えません。

どれだけ早く回収できるのか。この数字読みがなかなか難しいです。

太陽光(過去記事)のように、20年間の売上保証みたいな話があればいいのですが、そうもいきません。おそらく、需要に供給が追いつくようになった瞬間、経営環境が変わると思います。

優良オーナーとして評価がつくか。薄利多売に甘んじるか。。。

今の投資効率が40%もあるから、仕方ないかもですが、

✔︎リスク2 算入障壁が低い

貸すがわの問題は「算入障壁」がないことです。

スマホで登録さえすれば、車を持っている人の全てが競合になります。

現状大阪府には2台しかテスラモデル3の登録がありませんが、市場台数はもっとあります。既存オーナーが登録をすれば、生産が追いつかなくとも、客の取り合いと値下がりは始まるでしょう。2、3年もたつと、月3人の顧客確保も困難になるでしょう。

逆に、カーシェアがもっと普及してテスラ人気が上がるとも…

✔︎リスク3 修繕費が読めない

故障箇所・リスクが引くとはいえ、外車の修理は高くつきます。

ましてや、新車でさえ生産が追いついていない車です。修理部品はもっと品薄です。駆動部品に問題がなくとも、バンパーなど、どんな車でも同じく背負う故障リスクがあります。ここに見えない修繕費用が潜んでいるのは怖いです。

保険を考えると、お客様の保険で手厚く保証されるとも言えますが…

✔︎リスク4 AnycaのSEO維持と本業とのバランス

30分程度とはいえ、受け渡しの時間は手間です。

特に「電気+外車」という2つの要素が合わさるので、動作説明に時間がかかります。顧客評価も考えると、受け渡し後のアフターフォローも生じます。これらを考えると、貸しに出せる時間(営業日)は限られてきます。

今日貸してくれたオーナーは事務所駐車場を使って副業経営していたのでよかったですが、忙しそうでした。

片手間のサラリーマンには、月3人の客付けの維持は難しいかもしれません。

在宅勤務が増えればいいのですが…(車通勤)

3.個人的感想

さて、私の感想としては、上記のリスク用件以前に駐車場スペースに難ありです。。。

でも、

欲しい

欲しい

欲しい

消費税還付とか、法人化とか、

もう少し、業界調査をしてみようと思います。

なんせ、妻からの買い圧力もあるので、、、