僕ならこうする ロシアの金融制裁回避手段 USDからUSDTに変えろ! 金利7%の青空へ〜

小遣いかせぎ 徒然 暗号資産 資産

ロシアがウクライナに侵攻し、とうとう世界の金融制裁も現実味を帯びてきました。

  • 金融制裁って何?
  • もし自分が受ける立場ならどのくらいの痛手?
  • で、どうやって回避する?

そんな話を、私なりの、私が実際にやっている方法をもとに検討してみます。

台湾有事でアメリカが日本レスキューにもたついた時は、皆さんも〜〜

本日の記事

  1. 今検討されている金融制裁手段
  2. ドル送金停止の回避方法 実際のやり方
  3. 余談

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この記事から分かること

金融制裁の手段とその対策がわかります。

ロシアのウクライナ侵攻が、もしも中国の台湾・尖閣侵攻だった場合、日本でも同じことが起きるかもしれません。

自国通貨の価値が激減するとき、価値を保存したまま、自由に送金できる手段は知ってて損はしません。

また、ドル預金(=世界一の安全資産)なのに、年利7%も貯まる方法なので、必見です。

この記事を書いているなぎささん は

ここ2週間くらいロシア人の立場になって、何がベストの資産保全か考えてみました。

そして、今、それを実際に実行しています。

この記事の想定読者

自国通貨の流動性が激減したり、可哀想なくらい換金レートが落ちる時に資産保全の手段として使えます。

まず答えから書きます

  1. 自国通貨と換金可能な暗号資産取引所の口座を開設(おすすめはBit Flyer
  2. Binanceで暗号資産の取引口座を開設
  3. 1で作成した取引所でBTCをとりあえず買う(JPY→BTC)
  4. 上記BTCをBinanceの取引口座に送金する
  5. USDTの預金口座(Earn)に口座振替する
  6. 年利7%、元本ロックなしで、毎日利息配当が始まる

さて、この細かな説明は後ほど説明するとして、これがどんな時(=今のロシア)、どれくらい価値を持つのかを説明します。もしかしたら台湾有事の日本でも同じことが起きるかも知れません。

今の時代、仮想通貨のwalletは、PC時代のメールアドレスくらい当たり前の話です。

今検討されている金融制裁手段

まずは金融と政治のプロの意見を拝借します。

高橋洋一先生の解説です

彼は、

  • 東京大学数学科から財務省に入省した数学の分かる激レア財務官僚であり、
  • 金融政策に関しては、米国留学時代には後のFRBバーナンキン議長から講義を受け、
  • 安倍政権では内閣官房参与をした人物

です。

金融制裁という「金融」と「政治」の組み合わせに関してはベスト人材でしょう。

要約すると、ロシアは世界貿易の9割に対して決済手段を失う

世界の貿易通貨の6〜7割はUSD、2〜3割がEURであり、この2つの通貨だけで世界貿易の9割がカバーされています。もしロシアに対して今回の金融制裁が決まれば、ロシアはこの世界貿易の9割に対して、決済手段を失います。

これ、ロシア企業にとっては倒産騒ぎでしょ!

SWIFTのHPから私も事実確認

ちなみに、私のその事実確認をしてみました。

インドに住んでいた経験があるので、外国送金は個人としても経験があり、SWIFTという外銀取引の決済機関は知っていました。今回このSWIFTが金融制裁の矛先となっているようで、G7の命令一つで、ロシアをUSD+EUR取引から除外できるようです。

実際にSWIFTのHPから公開データを調査すると、USDが一強で、その他の法廷通貨は草コインのようです。

余談ですが、意外に日本円は強いです。

ヤバイのはウクライナよりもロシア(の企業)

ロシアの主要株価指数RTSは前日比で50%安 by日経新聞

一国の経済指標が1日で50%減、、、て、ありえないですよね。「主要株価」の「指数」でこれなので、非上場企業は全てアウトでしょう。資源を持っていないロシア企業は死んだようなものかもしれません。

ドル送金停止の回避方法 実際のやり方

さて、私がロシア人ならどうやって生きていくか。

物理的に逃げる方法は想像がついても、換金できない法定通貨の扱いは困ったものです。

まずは答えを先に伝えます。

USDTって何?

USDTとは1USD=1USDTとなるよう設計された仮想通貨です。

仮想通貨はブロックチェーンという技術で、通貨の発行枚数と各アドレス毎の残高、アドレス間の送金を可能にしています。一言でいえばブログラム制御で価値を成しています。知識だけで誰でも作れる一方、価値の根拠に乏しく、変動が激しいのが特徴です。

これに加えて、実物担保の仕組みをONすることで、価値の変動を押さえたのがステーブルコインと言われるものです。

USDTはこの代表例で、USDを担保に価値の証明をしています。具体的には、運営元のTETHER社がUSDの受取時に、同額のUSDTを購入者に渡すことで、USDとUSDTの枚数を合わせています。

USDであると同時に、仮想通貨の正確も保つため、SWIFTと呼ばれる外銀決済システムを介さず、直接個人間で送金ができます。

つまり、制裁逃れをできるということです。

Binanceって何?

Binanceとは世界最大の仮想通貨取引所です。

仮想通貨の購入方法はいっぱいありますが、流行り有名どころでないと扱える機能が少ないです。

日本語でググると、BitFlyerやCoin Checkなど、日本の金融庁の許認可を受けた業者ばかり出てきます。

でも、これを世界的な視野で見ると、一太郎とGoogleくらい、規模も機能も違います。

仮想通貨とは、超単純にいうと「メールアドレス」です。

国や行政の縛りを受けることなどありません。ただ、曲がった愛国心や言語慣れで「一太郎」を選んでしまうと、せっかくの最新技術を知ることなく終わるので、是非、メインの取引所は規模と機能で選んでください。

Binanceがおすすめです。

ではどうやってUSDTを買うの?関連記事

残念ながら、まず最初の入り口は日本の銀行口座と仲良くしてくれる、日本の取引所に口座解説が必要です。

おすすめはBit Flyerです。

日本の金融庁が許認可を出している仮想通貨取引所であり、私の尊敬するダン高橋も愛用しています。

ますはここで取引所を作成しましょう。

ググれば誰でもできますが、このツイートのリンクから口座作成した人は、お互いの紹介クーポン500円をもらえます。少々の質問なら受け付けるので、是非検討してみてください。

順序としては

  1. BitFlyerで口座開設
  2. 指定の銀行口座に振込
  3. 自分の口座に入金確認
  4. BTCを購入

となります。

BTC購入時の注意点は販売所ではなく、取引所で買うこと

何が違うの?と思うかも知れませんが、購入相手が違います。

販売所は販売会社(=BitFlyer)、取引所は市場(=不特定多数)が取引相手です。

前者には「販売会社(=BitFlyer)」の利益が乗る分高くなります。高くなる分、買い方が楽です。購入時に指定するものが「通貨(=BTC)」と「購入金額(何円か?)」だけで済みます。

一方後者は市場取引なので、最安です。その分、買い方が少し手間です。購入時に指定するものが「通貨(=BTC)」、「その通貨(BTC)の単価」、「枚数」となります。

1万円分買いたいと思っても、毎秒単価がぶれるので、指値になるまで約定しません。「成行単価」で決済する仕組みがないのが(日本の取引所)の悪さです。

ま、どちらでも、買えたという経験で大きな一歩です。

そして、このBTCをBitFlyerからBinanceに送金します。

BitFlyerにしろ、Binanceにしろ、仮想通貨にはWalletなるものがあり、そのアドレスがあります。

アルファベット乱列ですが、メールアドレスだと思ってください。

送金先のメールアドレスを把握して、BTCの送金をします。決済には10分ほどかかります。

その上で、USDTを「預金」って何?

入金したBTCはBinanceのWalletに入ります。この時、SPOT Walletに入ると思いますが、これをEarn Walletに入れるのが最後の手続きです。

SPOT Walletとはポケット銭です。売ったり、買ったり、送ったりで、一番使いやすい状態です。

これに対して、Earn Walletは預金です。預金なので、普通預金と定期預金があり、共に利息がつきます。

Subscribeというボタンからどの通貨に、どんな条件の預金をするかを選べます。

Flexible Savingというのが普通預金です。いつでも解約して、売却や出金ができます。

Fixed Savingや Locked Stakingというのが定期預金で、現金化するまでに個別の時間を要します。

まずは時間縛りのないボタンを色々押してみて、損も得もしながら、操作を覚えましょう。

どんなに損することがあったとしても、今のロシア人が味わっている倒産リスクに比べれば微々たるものです。これを平時にできた人は、非常時でも生き残れます。

余談

ここまで読んで頂けた方はスゴいです。感謝します。感謝がてら、少し余談です。

ドル預金で金利7%、利息の毎日配当はヤバすぎる

英語とアプリさえ慣れてしまえば、これ以上に安全な資産はこの世にないでしょう。

7%といえば、Soft Bankの孫会長がアラブの王族から出資を受けたときに約束した返金利息です。

たったこれだけの方法で、SoftBankと同じ資金効率で稼げていると思うとマジでヤバイです。

理由は「今だから」と「Binanceだから」の二つでしょう。

前者の「今だから」はロシアの資金流入と勝手に思っています。

そこまで詳しくはないですが、Binanceは三井住友カードのように、クレジットカードの発行もしています。

Binanceの口座にUSDTを持っていれば、国によっては、本当に単なる銀行預金に過ぎないのでしょう。日本では多分、このクレカは作れませんが、、、

後者の「Binanceだから」は重要です。

もちろん常にBinanceの金利が一番かは知りませんが、今青汁王子がハマっているOKXという取引で同じことをしようとすると、預金利息は1%です。アプリの使用はBinanceと瓜二つですが、やはり世界最大規模の取引所というのは魅力です。