母校の卒業式に参加 幹事として同窓会の勧誘活動 減った民族衣装と増えた男子
3月24日は母校、大阪大学の卒業式でした。
私は同窓会組織 咲耶会の幹事をしているということもあり、(今更ながらですが初めて)卒業式に参加しました。
正確にいうと、(阪大全体の)卒業式ではなく、その後にある学部別の「卒業証書授与式」に参加しました。
さて、
その目的は咲耶会の勧誘活動。
600名の入学生に対して、毎年入会者は100人未満というのが実情で、この卒業式は年に数回しかない勧誘活動の場です。
で、何をしたのか?
というと、残念ながら突っ立ていただけです。(私は正直に書きます)
ビラ配り?みたいなダサいことはしません。
それはトップ同士の協力で、卒業生への重要配布書類に折込みすみです。
要は、「咲耶会」と書かれた旗の前で存在をアピールすることが目的です。
(来年からは旗を綺麗にしたいです。。。)
ここで勧誘活動しても、煙たいだけです。この場は「書き物」や「支払い」をお願いするのではなく、祝賀ムードの中にのぼりを立てることが目的です。
さてさて、話はくどいですが、
私には個人的な目的がありました。
咲耶会の幹事になって、早4年?くらい経ちますが、なんせ主役であるべき「大学生」の生態がよくわかりませんでした。
皆さんもそうではないでしょうか?
10代カウントではないですが、20代前半の、しかもインテリの生態は実生活からは一番遠い世界です。ましてや外国語学部。あの世界は個性の塊でしたから。。。
幹事として、どんな義務感よりも、まずは「主役」の顔を知っておきたかったというのが心情です。
で、で、で、
学生がどんな幹事だったかのレポですが、大きく二つ。
1つは民族衣装がほぼゼロ。
相撲部の褌姿の学生(=ある意味、日本の民族衣装)がいたことと、
振袖をベトナムの民族衣装に手縫いリメイクした学生がいたのが印象的でした。
どちらも個性が輝いていおり、素敵でした。
が、私の時代は、典型的なはかま姿の女子はクラスにはゼロでした。
ほぼ全員、どうにかして「自分のサリー」を調達していました。多くは卒業旅行で現地直売です。
当時の色気と個性がなかったのは残念です。
2つ目は男子の多さです。
私の時は女子が7割でした。男子は個性が強いか、超地味かの両極端でした。
なので、女子を見ても、男子を見ても、個性が強く、一種の「パレード」でした。
新卒社会人の時にこの男女比率の逆転に大きな違和感を感じたのは懐かしいです。
今の外国語学部では女子6割、男子4割です。
民族衣装が少ない寂しさはありますが、もっと個性が内側にある気がします。
先日のスピーチコンテストや学祭を見て、個性の際立ちは昔よりスゴイです。
「見せ方」という意味で、昔の「アート思考」から「インテリ思考」に変わったのかと思います。
深い会話はありませんでしたが、今の学生が持っている「言葉の力」には信頼があります。
そして、増えた男子学生にどこか、頭の良さを感じます。
男子だから自分と重ねてしまうのかもしれませんが、シャープに見えます。
スーツの着こなし、革靴の照りと手入れ、
個性より「出来リーマン」の素質を感じます。
私は外大と阪大が統合した頃の第一世代ですが、
当時と比較して今の学生は
「アートよりインテリ」
「ハーレムではなく、共学」
という言葉にまとめられると思います。
そんな全体感の中で、
振袖を手縫いリメイクしていた彼女は周りからも「ステキ」と言われておりました。
個性や見せ方が大事な時代だとも思いました。
さてさて、
本業の「勧誘活動」に話を戻しますが、
式典となれば写真撮影が目立ちます。
来年も同じことをするのであれば、「間接的な勧誘活動」として写真撮えのサポートをしたいと思います。
具体的には
- カッコいい横断幕か学部の旗を用意し、
- 一眼レフと腕章を手にしてプロを気取って、
- 写真を撮ったあげ、
- その写真をダンロードできるQRCを発券機の如くP Cに表示させ、
- ダンロードする瞬間に咲耶会のバナーが付く
みたいなことをしてみたいです。
今の学生の「個人情報に関する意識」がわからないので、こちらにデータは一切残さず、
「咲耶会」の旗を覚えてもらうのを目的にするのがいいかと思います。
実際の行動が1年後なので忘れそうですが、忘れないために、自分に向けて書いてみました。
最後に、