Facebookはもう古い? Clubhouseって何? キーワードはプレミア+耳+SNS

徒然

clubhouseって聞いたことありますか?

  • ホリエモンが1/28のYouTubeで宣伝してたな~~~
  • イケハヤさんが1/29のYouTubeで解説+攻略セミナーやってたな~~~
  • マナブさんが1/30のTwitterで最近投稿してたな~~~

ここ1週間。多くのインフルエンサーが話を合わせたかのように宣伝し始めたClubehouse。これは一体何?と思う方に向けて解説をしていきます。

本日の記事

  1. clubhouseって何?キーワードはプレミア+耳+SNS
  2. 何に使える? 社長の仕事は飲み歩き? 昭和の復活か?
  3. 今後の可能性

この記事から得られるもの

Clubhouseの概要と使い方がわかります。

Clubhouseとは最近Facebookを超えるかもしれないSNSとして注目を集めています。まだ日本語版がないにもかかわらず、すごいブームです。あまりににわかブームすぎて、「先週はじまた人が今週始めた人にブイブイ言わせる」ような状態です。1日の違いが大きな違いになりますちょっと大きな革命が起きているような気がします。

この記事を書いている私は

昨日大学の先輩から紹介され始めみました。実際使ってみたのは今日が初めてです。大学時代の知り合いが「たむろ」していたので、その輪に入ってみました。大学の同窓会幹事をしていますが、正直そこよりずっと目的を果たしています。このアプリはまじでヤバいです。本当に人に会ったような気になりました。気になる人は試しに使ってみてください!が通じないのがまたこの良さかもしれません。

1.clubhouseって何?キーワードはプレミア+耳+SNS

Clubhouseの特徴を説明すると、①プレミア、②耳、③SNSの3つになります。順を追って説明します。

✔︎プレミア

Clubhouseは誰もが使えるアプリではありません。使うためには、次の3つの制限を満たさないといけません。

  • 既存会員からの招待があること
  • 招待は1人2回までしかできず、しかも電話番号が必要
  • iPhone限定。Androidはムリ

iPhoneは日本では一般的ですが、世界でみたら高級品です。普通Androidです。世界で日本だけが異常です。その日本でも、Androidが主流になりつつあります。この時点で、「入会」にある種の「所得制限」が働きます。

その次に人間関係です。招待してもらえないと入れません。招待する側も2回までと決まっているので、人を選びます。電話番号も必要です。例えていうなら、手元にディナーショーのチケットが2枚あり、誰といきたいか?みたいな心境になります。選んだ側も、選ばれた側も、少し特別な気分になります。(私を選んで頂いた先輩!ありがとうございます。)ちょっと、余談ですが、この「希少性」故に、招待券はメルカリでけっこうの高値で売買されています!

✔︎耳 作業しながら継続できる

このアプリはリアルタイムの音声配信のみです。

カメラやメモ、チャット、動画、録画もなしです。ラジオのように、つけたそのときしか聞けません。「リアルタイムの貴重さ」です。音声だけなので、家事や移動中でも作業に支障がなく、続けることができます。スマホの次は「耳」の時代がくると言われていましたが、これのことか!という感じです。

実際にclubhouseを始めてみると、「ルーム」と呼ばれる場所の設定ができます。ここに2人以上の人が集まると、会話が成立します。現実世界と同じです。集まった人には、それぞれfollowerがおり、その情報を知った人がまた集まります。このルームを設定した人は「モデレーター」といい、来た人に「聞き手」か「話し手」かを決めることができます。ルームの中には、モデレーターと話し手(+聞き手)、この2(+1)タイプがある感じです。

現実世界でも友達同士で集まると、いっぱい話す人と聞いて楽しむ人がいます。盛り上がれば、そこの多くの人が続々集まり、もっと話上手な人も出てきます。この全てを「音」と「リアルタイム」でつなぐので、まるで会っているかのような体験をできます。

✔︎SNS 今という貴重な時を共有する

このアプリにはSNSの機能があります。

プロフィール画面に自己紹介があり、それといっしょにfollowerとfollowの数が表示されます。TwitterやFacebookとの違いは「イイね」や「過去の投稿」がないことです。記録に残らない「今」をSNSを通じて、友人同士で共有する感じです。

例えばですが、私がX JAPANのファンだったとします。このclubhouseの中で、YOSHIKIとToshIが話していたとします。もしくは、収録のリハとか。その通知が自分にも来て、ルームに参加すれば、「聞き手」としてその会話を聞くことができます。許されれば、「話し手」にも。。。この例え話は別として、「会えない人とリアルタイムで話せる」って、すごく魅力できじゃないですか?

✔︎他の音声アプリとの違い 偶然の出会い

従来メディアになくて、clubhouse特有のものは「出会いの偶然」です。

話を聞きたいと思って加わった輪の中に、自分と気の合う人を見つけることができます。学習塾に行くと、意図せず隣の席の人や、通学路が同じ人と仲良くなります。これは目的ではなく、偶然が引き起こす魅力です。ここでの出会いは、本来の目的より、人生に影響を与ます。この偶然こそが従来メディアにはなく、clubhouseにはあると思います。

✔︎まとめると

  • 完全会員制 ある種の所得制限+人間関係が必要
  • まるで現実の会話 「今」集まった人で「リアルタイムの会話」が成立
  • 会いたかった人と知り合え、話せる
  • 偶然の出会いが成立する

2.何に使える? 社長の仕事は飲み歩き? 昭和の復活か?

さて、clubhouseの基本的な機能を抑えたところで、その用途を考えていきます。

✔︎話が面白い人のことろに人は集まる

Clubhouseに入った私は、まず有名人を探しました。ホリエモン 、イケハヤさん、マナブさん。普段YouTubeやTwitterでフォローしている人です。彼らの話が面白いことを知っているので、何を語っているのか、そのリアルタイムと集まった人に興味が湧きました。結果、時間合わずまた次回!ですが、同じようなマインドで、話上手な人のところに人は集まります。現実世界と同じです。次に実世界で知っている人を探しました。ここは運よく会話に入れ、懐かしの同窓会ができました。これは余談ですが、ITと情報に強い人は、過去の尖ったものをそのまま今に活かしています。知らない人との偶然の出会いに、自分の尖った過去を思い出し、面白かったです。

✔︎話が面白い人に、人はついていく

さて、何人かが私用で「ルーム」を去りました。もしここで私が暇なら、ここに残った気の合う人と、他の面白いところにぶらつきにいきます。もしくは、去った面白い人を追いかけて、話を聞き続けます。こんな感じで、話が面白い人には、場所が変わっても人が寄り付きます。追っかけが生じます。インフルエンサーは過去になく、人を引き寄せる力を持ちます。

✔︎インフルエンサーに出演オファーが殺到

この追っかけ+場所の変更を繰り返すことで、多くの偶然の出会いが生まれ、友人ができたりいろんなアイデアが生まれると思います。ここで面白いのは、たった5分の出演でも、インフルエンサーを誘致した人のルームにはフォロワーと出会いがあふれます。映像ではないので、途中でブチっとチャンネルを変えることは少ないです。自分も会話に加われたら、なお面白いです。ぶっちゃけ、マルチ商法とかで、商品を売りたい人に対しては、最高のツールだと思います。そうでなくても、多くの広告市場が参入してくると思います。のルームに来て、5分間でイイので、商品開発者と雑談してください!」みたいなオファーです。

✔︎社長の仕事は飲み歩き これが復活?

ここまで聞いて、こう思った人はいませんか?「昭和の社長は飲み歩きが仕事」これじゃん!もしかしたら、これがclubhouseで復活するかもしれません。ぶらっと立ち寄った話の輪の中で、顧客を説得できたり、アイデアが思いついたり、他社の先輩社長と未来を語ったり。

私は、前職、この「飲み歩きができる社長」のコネで、ずいぶんインドではお世話になりました。あの有名社長がしていたことを、一般人でもコロナ禍でもできる!これぞ、一流企業のマネだと思いました。

3.今後の可能性

私は大学の同窓会幹事をしています。

同窓会のメインイベントといえば、年一回の懇親会。大学のリッチな交流サロンを使い、ホテルのケイタリングで、成功した退職世代や尖ったものを残した現役世代と関われます。過去に何度かこのイベントをして、誰しも感じるのが若者不足です。正直デジタル音痴の集まりだと思います。過去の成功、過去の個性、これをそのまま保とうとすると、ITと情報力が必要です。

この点、clubhouseには、同窓会で会うよりずっと同窓会っぽいメンツがいました。しかも自然に。在宅勤務の昼休みのラジオ感覚です。なぜかみんな留学経験ありで、通訳関係で仕事をし、海外の僻地旅行が好きというまさかの6人でした。こんな空間、同窓会に行っても難しいです。

ただ、同窓会の良さもあって、それは退職した教授との出会いです。従来の方法はとても貴重で大切です。否定しませんし、自分の正義を背負って、そこはしています。

ここで大事なのは目的と手段です。目的は、卒業生+学生のつながりです。そのための手段は多いほど、イイです。clubhouseの同窓会への利用を考えてみようと思います。