新箕面キャンパス 箕面国際フェスティバルで学生展示を見学 頭がいいし個性的

徒然

昨日の記事の続きです。

全体的な雰囲気を伝えた昨日の記事とは一転変わり、学生の展示物を見て圧倒された話を3点上げます。

頭がいいし、個性的すぎて、これは「出会い」だと思いました。

本日の記事

  1. サバゲーサークル銀杏小隊
  2. 万博進出を目指すa-tune
  3. 去年のご劇上映と今年の宣伝

サバゲーサークル銀杏小隊

展示内容を一言で言えば景品のない「射的」ですが、場の雰囲気がそんなに甘くありません。

運営側の銀杏小隊はガチのミリオタです。人によっては、グアムまで実弾射撃訓練に行っているようです。しかもハンドガンではなく、写真のようなマシンガン!!!で、その延長戦で本当に自衛官になった人もいるようです。

私も中学生のとき、サバゲーにハマっていた身です。

田舎のチューボーはそんなに装備に金をかけられません。その結果、私は前歯が吹っ飛び、相棒は失明仕掛けました。そんな過去の教訓から、

Q怪我しないんですか?

と聞いたところ

Aメガネとマスクをしているから安全

Q打った・打たれたのカウントはどうするのですか?

A自己申告です。これは紳士のゲームです。

とスゴく、カッコよく、知的なものいいで諭されました。

「サバゲー」というから遊びっぽく聞こえるのであって。娯楽としての狩なら世界中の王侯貴族が昔からしていました。日本の皇室なら鴨場。インドならラーマヤナの世界。英国なら鹿狩。

彼らの趣味に対する造形深さと知的な物言いに「サバゲー」と言ってしまった自分を恥じました。

彼らは本気で趣味をしています。そんな趣味に没頭する若者の話はなんでも面白いです。

万博進出を目指すa-tune

スマホやP Cのキーボードで楽器を演奏できるアプリ(ソフト)を作る阪大ベンチャー eMotto株式会社という会社があります。その会社のソフトを使って、人との繋がりや演奏を楽しむサークルです。

その程度のことを大袈裟に・・・と思うかもしれませんが、なかなか奥が深いです。

まず、このサークルも会社も「音で繋がる」というしっかりとした(企業)理念を持っています。

理念を持っているサークルって、そもそもそんなにないと思いませんか?

このサークルは、この理念の達成の手段として、阪大の公認を取付け、海外の大学と既に交流をしており、その上で2025年の万博進出を目指しています。

コロナで人と会えず、逆にZOOMで会うことが増えた昨今。会話の手段として楽器があれば、共同演奏ができれば、という話はチョコチョコニュースになりました。ただ、持っている機材や演奏環境は十人十色で皆違います。でも、これがスマホやP Cのキーボードなら誰でも、ZOOM越しにコミュニケーションの一つとして共同演奏ができます。これは「音で繋がる」というサークル理念の実例であり、こういった活動を海外の大学も巻き込んで増やしていっているそうです。

自分の趣味に、理念やベンシャー企業、大学の公認など。話や行動の節々に頭の良さと個性を感じました。

もしかしたら、フードピクトの菊池さんのように、学生からそのまま実業家になる人がいるのではと、万博を楽しみに思いました。

去年のご劇上映と今年の宣伝

昨年は箕面キャンパス最後の年でした。

それに合わせて「ありさよ」というお別れイベントが企画されており、そこで語劇もする予定でした。

が、コロナで劇もイベントも両方中止となりました。思い出すと色々辛いです。(過去記事

そんな最中、関係者のみで撮影した映像があったようで、それをひっそりと上映していました。

コロナに、キャンパス移転。障壁は多いですが、この伝統は続いて欲しいです。

外国語で劇をするというこの伝統は、一度止めれば、再会が困難です。他のサークルは色々競合から学ぶところがありますが、マイナー言語で、しかも劇をするとなると一子相伝の技です。

今年は11月27、28日に語劇祭をするようです。

本当に心から応援しています。