不動産投資 妻の説得 秘訣は説明+配当の約束【私の事例】

太陽光発電 自宅 賃貸マンション 資産

不動産や太陽光、それでなくても株や外貨、財形貯蓄でも。何かを始めようとするときに家族への説明がネックになります。

  • 説明すべきか?
  • 秘密にするか?
  • 説明した結果あきらめか?

こんな悩みについて書いていきたいと思います。

本日の記事

  1. 不動産投資 妻の説得 秘訣は説明+配当の約束
  2. 夢と名義を共有した結果、どうなったか
  3. 注意点 家庭環境はみな違う

この記事から得られるもの

何かに投資したいと思ったときに、家族を説得する方法を教えます。

もちろん、家族のあり方は人それぞれなので、必ず成功するとは限りません。でも、説明するのか、隠し通すのか、どこかのタイミングで言うのか。いずれにしてもそのルールは始める前に決めるべきです。この記事では「説明」することのメリットを前面に押し出す形で、どうすべきかをお伝えします。お悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いているなぎささんは

100万円相当のカルティエの指輪をスイート10で買うことを約束し、妻を説得しました。

正直、指輪もダイヤもカルティエも。男には絶対に価値がわからないものです。私は人工ダイヤを信じているので、ガラスの破片にしか思えません。でもこの感覚と同じくらい、わからない人に投資の価値を説明するのは困難です。わかってもらえない!と思うべきです。それでも協力を得るためには、最後は配当金が必要です。

1.妻の説得 秘訣は説明+配当の約束

✔︎妻の説得 秘密はNG

これは自論ですが、説得すべきです。一時的でも秘密は良くないです。

その理由は出口戦略です。投資には、投資の内容どうこうより、目的設定が大切です。家庭を持つ人が投資をしようとする場合、1/2の確率で資産を残す相手は配偶者です。自分で浪費するようなものは「資産」ではなく、「小遣い」であり、投資ではありません。投資をして資産を蓄積しようとするかぎり、資産の「継承者」を設定する必要があります。事業売却に成功したとしても、結局は出口戦略=誰に渡すかです。受け取る側の人間にそれが伝わっていないと、一番大切なところで無意味に終わります。

サプライズ好きの人もいるかもしれませんが、これは「相続が争族」になるリスクでしかありません。必ず家族には説明をしましょう。

✔︎説明 「儲かるから」ではなく「残せるから」

説明で重要なのは手段より目的です。その投資をした結果、どうなるのか。何をいつ得るのか。投資の出口戦略を共有することが大切です。手段に関しては営業マンが説明してくれますが、その結果、「どうなるのか」は自分で目的設定をして、説明+説得が必要です。

✔︎私の場合、賃貸マンションと太陽光

前者の目的は、老後に向けて、生活費の貯蓄をやめることです。今のペースでいけば、65歳の春には、自宅と賃貸マンションの返済が同時に終わります。完済すれば、衣食住にかかる費用が一生涯保証されます。住宅ローンは給料の手取りから払っていますが、マンションに関しては賃料とバランスできているので、貯蓄を(半分ですが)やめることができました。

後者の目的は、娘の教育にかかる貯金をやめることです。予定では娘が高校進学する直前に返済が終わります。完済すれば、その後5年間は毎年400万円の収入があり、海外の私大への留学も可能です。6年目からは売電収入が100万円程度になりますが、そのときには簿価1円なので、娘に無償譲渡して、会社経営させてみます。ここで税金ロスがないのがサイコーです。

これは私の一例ですが、どんなメリットが家族に残るのか、投資の目的説明が必要です。

✔︎+配当の約束

でも、最初の一言でスーーーっと入ってこない人には怪しい話でしかありません。

そこで重要なのが、配当の約束です。

自分が投資をしたいように、妻や家族にも欲しいものがあります。それを数年後に買うことを約束すれば、win-winです。

これは社長と株主の関係と同じです。極端な例ですが「火星に行きたい」と思う人間はまずいません。でも「テスラの株が欲しい」という人間は大勢います。事業者と株主にはこのくらいの温度差があるものです。これを埋めるものが「配当」や「株価UP」の未来図です。これに加えて、会社と同じく株主にもゲーム参加が必要です。我が家の場合、妻がスイート10までに貯金した金額を上限に、投資の含み益でカルティエの指輪を買う約束にしています。

2.夢と名義を共有した結果、どうなったか

✔︎夢と名義を共有

我が家は夫婦共働きです。妻に連帯保証人になってもらうことで(名義の共有)、投資額は倍になり(自分の夢)、妻への配当(妻の夢)も大きくなります。もしこれを家族に秘密でやっていたら、入り口の時点で規模も夢も小さくなります。出口でつまづくことも見えています。住居を選ぶ時と同じく、その資産(賃貸でも)に入口の時点で幸せを感じることは大切です。

✔︎意識変化

夢を共有した結果、妻は貯金をはじめました。

あまり書きたくないですが、妻は貯金ができない人でした。結婚した時点で貯金ゼロ。一方私は現金800万円近くあり、株なども含めると1000万近く円持っていました。ただ、当時の私はインドにおり。結婚式の準備を妻に任せたところ、気づかぬうちに結婚式の費用が倍額(300→600万円)に💦そこから転げ落ちること、あれよあれよと、今の低空飛行になりました。下坂の途中でマネーマシンを作って良かったと思っていますが、妻が貯金を始めたことに、大きな変化を感じました。30歳にして、人の金銭感覚を変えることができたのは、ちょっとした私への「配当」です。

3.注意点

いろいろ書きましたが、このやり方が通じない場合もあると思います。

✔︎お金にルーズだと通じない

普段からお金に対する信用がないとうまくいきません。私の場合は、たまたま1/2の確率で、お金に厳しい方でした。もしお金に対する厳しさが同じくらいなら、「配当」というごまかしを使わずとも、分かり合えたかもしれません。家庭環境は皆違います。

✔︎勉強する姿勢がないと通じない

不動産投資は負債を負います。YouTubeやブログなど、実行あるのみの稼ぎ方とは違います。小さく始めて徐々に大きくするのではなく、どうしても選んだ入口に出口が拘束されます。選び間違いをしないためにも、勉強する姿勢は大切だと思います。私の場合、YouTubeや同業者のTwitterはよく見ています。面白い広告があれば、ためらわずにセミナーも行きます。最も、「勉強」=怪しいと思われることもあるので、その時はポイ活とかで自分の賢さを見せる必要があります。

✔︎決めたい性格でないと不動産は不向き

結婚、住居、日々の買い物。人生は大なり小なり、決断の連続です。自分で決めるか、それとも決めてもらっているか。これは程度問題かもしれませんが、決める側の人間でないと不動産投資は向いていないと思います。自分の向き、不向きも含めて、自分にあっていることをしましょう。