なぎささん インドの新工場立上げに出向? 場所は古巣の南インド#2 家族の生活を考える
昨日の記事の続きです。会社から海外駐在をいいわたされたとして(まだですが)、とるべき選択肢は次の3つ。
- 決定前にゴネて、なんとか国内に止まる
- 自ら進みでて、単身赴任する
- 家族も見事説得して、みんなで海外駐在
仕事を、ではなく。人生を、どうするかという話に関わります。
本日の記事
- 海外駐在の生活はどんなものか
- 言葉の問題 自分と家族と現地
- 私はどうしたいか なぎささんの人生観
この記事からわかること
海外駐在者の生活がわかります。
家族と仕事と教育は人生の3大テーマです。海外駐在はその根幹を一気に乗り換える方法。メチャクチャ変化が大きいです。これを読んで、人生選択の参考にしてもらえれば幸いです。
この記事を書いているなぎささんは
前職で5年間、南インドのバンガロールに駐在勤務しました。今、2回目のインドチャンスに、人生の道を悩んでいます。
勤務先の現地法人ではなんと1人目の社員でした。今では1200人くらいの規模ですが、その記念すべき1人目です。本社としては全体未聞の大型投資だったので、惜しみなく金と人(出向者と出張者)を注いでもらいました。おかげさまで、昼は製造業、夜は旅行業という日々。12人くらい駐在員がいましたが、独身、単身、家族連れがちょうど4名ずつくらいの構成でした。それぞれの人生を、家選びのお手伝いからサポートした身として、いろいろ思い出すものがあります。
※当時新卒で23歳の若造が感じ取った実体験として、生意気な書き方にはご勘弁ください。
1.海外駐在の生活はどんなものか
再度補足ですが、生意気をお許しください。
✔︎独身者の海外駐在
楽しいです。
その理由は、海外での生活は新しいことの連続なので、刺激が多く、飽きることがありません。
知らない街のショッピングモールでワクワクしたことはありませんか。そんな感覚です。知らない土地に慣れようと、休日は積極的に出歩きます。平日は忙しすぎて、仕事ばかりで終わります。手当てと給料が増え、遊ぶ時間はなくなるので、金がたまります。日本の生活から、時間とお金をトレードオフする感覚です。人間、忙しい時が一番生き生きしています。
私が独身なら、昨日の話で、即日でも出向しました。
一つだけ問題を言えば、娯楽とメシの質は失います。あと、疲れる。
✔︎単身者の海外駐在
独身者の生活とそんなに変わりません。
ただ、残した家族がいる分、休日には日本とのSkypeの時間ができます。それが家族か彼女か友達か。義務感ではないですが、家族持ちだと少しばかり束縛があります。
ただ、日本に比べ自由度は高いです。
多くの場合、日本円の給料と現地での給料の2本立てになっています。前者は日本の家族用。後者は自分の生活用。現地のお金は日本の家族には管理されないので、遊び金がたまります。その反動で、独身者もそうですが、長期休暇や出張になると悪い遊びが多いです。この自由勝手な立場は、日本で家族持ちだとむずかいしと思います。
✔︎家族持ちの海外駐在
家族を呼ぶ前の準備に神経質になります。
学校、病院、家、周辺環境。自分が良くても家族目線では不安ばかりです。
ただ、慣れると家族の絆が深まり、いい思い出になります。
当時独身者だった身からすると疎遠な世界ですが、後々聞いた話です。特に子供にとってはいい環境かもしれません。同僚の子供はインターナショナルスクールに通い、クラスメイトは一流家庭ばかりでした。帰国した後も海外の友達と英語でつながるなど、うらやまし環境です。
危なっかしい2ケツ運転で、肩身狭く朝を急ぐお母さんを見ていると、インドの駐在妻とその子供は心身両面から守られています。
ただ、当事者ではなかったので、みんながそうか?本当にそうか?と言われると自信ないですが。。。
2.言葉の問題 自分と家族と現地
日本人は英語に苦手意識が強いです。ましては英語でもないとなると尚更です。
✔︎仕事編 日本人と現地人のコミュニケーション
ここは自信をもっていえますが、言語力は後でついてきます。
私の話をすれば、外大出身ということもあって、英語には自信がありました。インドに留学もしていたので、確かにスタートダッシュは最高でした。でも、スタートでしかありません。
同僚で初海外でいきなりインド出向という人がいました。もちろん英語はできません。でも、その人の部署が、結果としては一番インド人の定着がよかったです。英語を話せなくても、最悪、インド人がグーグル翻訳でついてきます。言葉より、人間性の方が大切です。
✔︎子供編 意外に難しいバイリンガル教育
言葉とは生活環境次第なので、コロコロ変わると「熟す時間」がありません。
子供なら、英語慣れは早いです。
ただ、日本語の問題はあるかと。特に漢字。環境がないと、身につきません。
あと、海外にいるときはバイリンガルでも、日本に戻るとそうはいきません。
これは私のインド体験とは別ですが、いとこでアメリカ帰りの親戚がいました。小さい頃はバイリンガルだったみたいですが、大学受験では苦手科目として必死に英語を勉強してました。2郎して医大に合格しましたが、幼少時の英語環境がアドバンテージにはならなかったみたいです。
3.私はどうしたいか なぎささんの人生観
毒舌ですが、自分の人生観を語ります。生意気ですが、ご勘弁を。
✔︎家族と別々の生き方なんて、人生ではない
単身赴任でインド駐在する人の人生を間近で見てきましたが、そんな人生は願い下げです。
真似してはいけない大人です。あれは「人生」ではないです。家族と疎遠になる生き方に、生きる意味はないです。単身赴任でインドに来る人を見ると、長期休暇のガス抜き方法がエグいです。独身者ならまだしも、あれをすると、私は帰るところをなくします。事実、帰りにくそうです。貴重な家族との時間を、なぜか家族意外と過ごす時間が長いようにも思えます。
読者の中には当時の同僚もいるはずなので、毒はそこそこに。
あくまで私の価値観として、単身海外はありません。
✔︎妻を1人にはできないし、たぶん付いてもこない
妻は5年間も私の帰国を待ってくれていた人です。それだけ私との結婚を大切に考えてくれていました。こんな人はもういません。
20年以上も海外駐在をしてきた上司曰く、遠距離恋愛で結婚できたのは私が初めてみたいです。それだけ妻の「待つ」根性にはびっくりです。
あの日々をもう一度させると思うと、心苦しいです。
また、「待つ根性」とは、逆に「ついて来ない」ことの現れです。
当時の彼女はまだ学生で、夏休みと春休みが2ヶ月ずつありました。それでもインドに来たのは2~3日。今となっては、生活から引きはがすものがありすぎて、「連れて行く」は遠距離恋愛5年分より難しいです。
・・・
となると、必然的に、今回の大チャンスはお断りか???
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