ヨガで足のむくみを解消 高齢者でも妊婦でも安全で即効果あり ストレッチとツボ押し3選
足が重くて重くて、脱ぎ捨てたい!
足がむくんでお困りの人は多いと思います。
「足のむくみ」とgoogle検索をすると、「解消」という単語が次に出てきます。
さらに、次のような検索キーワードが続きます。
- 足のむくみ解消 即効 高齢者
- 足のむくみ解消 グッズ 男性
- 足のむくみ ツボ 妊娠中
- 足のむくみ 原因 高校生
つまり、年齢や性別に関わらず、多くの人がこの悩みを抱えているということです。
さらに、「足のむくみ解消」とGoogleトレンドで調べると、毎年5~8月が検索数のピークになっています。コロナも合間ってか、運動不足になりがちなこの梅雨の時期は、みんな同じ悩みを抱えているのです。
「足のむくみ」と検索すると、毎年5〜8月がピークになっている。この時期に足のむくみを抱える人は多いみたい。https://t.co/jGDSpa5Ky3
— なぎささん 太陽光と不動産で夫婦3馬力を狙う (@nagisasan1234) July 5, 2021
この記事では、
ヨガ+ツボ押しで足のむくみを解決する方法3選を紹介します
在宅やオフィスワークの合間に目立たずしたいサラリーマン
旦那にケアして欲しい妊婦さん
ものに頼ってでも1人でささっと済ませてしましたい男性
時間をかけてでも安全重視でじっくりしたい高齢者
いろんな方が無理なく、簡単にでき、なおかつ効果を実感できる方法を紹介します。
「ヨガ」とは書きましたが、ダラダラとどこでもできる方法です。
是非、この記事を読んで、自分だけではなく、周囲の方にも紹介してみてください。
上記の通り、この時期、多くの人が同じ悩みを抱えています。
この記事を書いているなぎささんは
2年前、妻の妊娠をきっかけに、妊婦さんの足のむくみの悩みを知りました。
妊婦さんのむくみは、ある意味、「人間の最もむくんだ状態」です。
加えて、治療のためのリスクを取れません。
妻は不運にも2度の流産と1度の死産を経験しての妊娠でした。
リスクは絶対に避けつつ、でも足のむくみは解消したい。
そんな悩みの果てに、私はヨガに行き着きました。
なぜヨガを選んだのかというと、私の実家はヨガ教室で、姿勢の矯正を通して体の不調を治すことを家業としてきたからです。特に、父はマタニティーヨガの専門家であり、その問題に長年プロとして関わってきた人です。
ここでは、危険度ゼロでダラダラやっても効果のある足のむくみの解消術を披露します。
これはマタニティーヨガで、逆子直しにも通じる方法ですが(関連記事:低置胎盤をヨガで治す)、高齢者やサラリーマン、若者にも通じる方法です。私も実際よくしています~~~
まずはじめに、なぜヨガか
本来、定期的な運動や食生活でむくみがない健康な生活を送ることが望ましいです。
足は第二の心臓と言われ、むくんだ状態は体の機能低下をまねきます。しっかりと足を鍛え、酒と塩分を避けた食生活を送ることが最優先です。
とはいえ、真面目が続かないのが人間です。
また、体力や天候状態から、したくてもできない人もいると多います。
どんな不真面目な人でも、どんな環境でも、続けられる手軽さと効果が必要です。
ヨガのスゴさは、この手軽さと効果が両立できることです。
では、なぜそんなに簡単なのか。それは「ヨガ=楽な姿勢をとる」ことだからです。
楽な姿勢とは、時に正しい姿勢です。
正しい姿勢を取ることで、体の中の不均衡が調整され、足に偏った水分が全身に均一化されるのです。
そもそも、むくみとは
皮膚の下に余分な水分が溜まった状態のことをいいます。
人間の体のおよそ60%は水分で、そのうち40%は細胞内(細胞内液)に、20%は細胞外(細胞外液)にあります。このうち、細胞外液がむくみに関わってきます。
通常、細胞外液は、血液(血漿やリンパ液)が5%、細胞と細胞の間にある水分(組織間液)が15%の割合で成り立っています。これらの水分は毛細血管を通じて行き来して、細胞に栄養を届けたり、老廃物を除去したりしていますが、通常は体内の水分の割合は維持されています。
しかし、そのバランスが崩れて組織と細胞の間に余分な水分が溜まると、むくみが発生するのです。
つまり、足のむくみとは、足に偏った水分のことです。
これを解消するためには、水分を上半身に戻す必要があります。
ストレッチ+ツボ#1 勤務時間編 足を組め!
さて、ここからが本題です。
✔︎イメージとしては、デスクの下でこっそり足組みです。
じーっと机に座りっぱなしのデスクワーカーは多いと思います。
コロナ+在宅でこの種の人は増えたはず。
足、浮腫んでいませんか。
ちなみに、このポーズは「アルダパドマーサナ(=半蓮華座)」のリハビリ版として、ちゃんとしたヨガのポーズです。
✔︎ポーズの取り方は
細かなことは忘れて、まずはいろんな姿勢で足を組んでみてください。
自分のベスポジがその人にとっての最適解です。
私のおすすめは、お尻でかかとを潰す方法です。
まず片方の靴を脱ぎます。その足を反対の足の付け根(お尻)の下に引きます。この姿勢のまま、お尻の骨でゴリゴリとかかとをつぶすのです。
実は、このかかと。ツボ押し効果もすごく、お灸をするという上級技もあるようです。ただ、そこまでしなくとも、ダラダラやっていれば、最終的には同じ効果が得られます。
是非、こっそり、職場の机の下でやってみてください。
ストレッチ+ツボ#2 1人でささっと編 足を上げろ!
でも、職場ではなかなかできないという方も。
そんな方は帰宅してから、いつものダラダラタイムにヨガを加えてみましょう。
✔︎イメージとしては、容器をひっくり返す感じです。
むくみの原因は、体中の水分が足に偏ることです。
なので、この水分を足から上半身に戻してあげれば、足のむくみは治ります。
運動をしていれば、足が第二の心臓としてちゃんと機能します。でも、ダラダラ生活をしていると、体力が落ち、体の水分も循環不足で偏ります。これを逆立ちして攪拌(かくはん)するイメージです。
ちなみに、このポーズの名前は「サルバンガーサナ(肩の逆立ち)」のリハビリ版です。
✔︎ポーズの取り方は
枕を頭ではなく、足の下におくだけです。
え、これだけ???
そう、スゴく簡単です。
高齢者でも妊婦さんでもゼロリスクで生活の一部に組み込めます。
このポーズになれたら、壁や椅子、ソファーを使い、足の高さを徐々に上げていきます。
また、枕やクッションをお尻の下に引くとさらに効果的です。
この姿勢が安定したら、足首から先をブラブラしてください。
足がすっきりすると思います。
これで終わりです。
はい、ちょー簡単です。
ただ一つ、このポーズはダラダラすることが大切です。
効果が薄い変わり、ダラダラと時間でカバーする手段です。
もし張り切って時短を目指す人は、最後の方で紹介する上級者編にも挑戦してみてください。
グッズ紹介
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とはいえ、この1人ヨガでさえダルい人は多いと思います。
また、「形から入りたい人」。
モチベーションを道具に頼りたい人。
同じダラダラでも、効果の時短を狙いたい人。
ダルさを肯定することも、ヨガ(リラクゼーション)の一つです。
そんな人におすすめなのが、楽天市場でバカ売れ中の補助グッズです。
ぜひ、ポチッと買ってみてください。
漫画やスマホを読むときに、足枕にどうぞ!
ちなみに、私は極度のステマでミニマリストなので、場所が惜しくて書いません。
ストレッチ+ツボ#3 夫婦編 足踏み
さて、ダラダラを極めてきましたが、そろそろ時短コースです。
子育てとかで忙しい家庭向けです。
✔︎イメージとしては、寝る前のゴロゴロです。
忙しい人は、ダラダラしてられません。
子供の寝かしつけとかは、ある種のスポーツです。
どれだけ早く終わらせるか。夫婦共働きだと、疲れるし、帰っても忙しいし。
そんな時は、子供を寝かしつけながら、ゴロゴロヨガです。
これは「サバーサナ(=屍のポーズ)」という有名なヨガのポーズにツボ押しを組み合わせます。
✔︎ポーズの取り方は
・まず踏んでもらう側が、
仰向けになり、足の裏と裏を合わせて、膝を開脚させて寝ます。
布団の上に両足でひしかた方を書く感じです。
・次に、踏む側が、
寝ている人の足の上に乗ります。
足の親指が足首の位置に、
かかとが寝ている人のかかとの上に、
くる感じです。
片足ずつ乗ってベスポジ探しをし、要領をえたら両足で乗りましょう。
✔︎一つ注意点があり、
それはベットではなく、床(布団の上)ですることです。
理由はバランスです。
ベットの場合、バランスを崩しがちです。
せっかくベスポジを見つけても維持するのが難しいです。体重をかけても、分散されてしまします。しっかりと、狙いをつけて体重をかけるためには布団がベストです。
ヨガのポーズ上級編#1 サルバンガーサナ
さて、時短モードが加速します。
肩の逆立ちです。
寝る前に布団やベッドの上でやってみてください。
1人でも、2人でも。効果絶大です。
このサルバンガーサナとは、「全てに効くポーズ」です。
サンスクリット語で「Sarva」とは「すべて」を意味します。「Anga」とは角度、「Aasana」とは座禅です。合体させると、「すべてに効くポーズ」です。
足のむくみ解消以外にも、いろいろな疲れが取れてお勧めです。
ヨガのポーズ上級編#2 シールシアーサナ
さて、頭の逆立ちです。
これは本当に上級者編です。
布団やベットの上では厳禁です。ちゃんと床か、マットの上でしましょう。
頭の逆立ちは肩の逆立ちとは裏表の関係にあります。人間の体は「屈むと落ち着く」ようにできています。逆に、「剃ると緊張する」ようになっています。前者が肩の逆立ちで、後者が頭の逆立ちです。
この屈む(Ha)と剃る(Ta)のバランスを取るのが体操としてのヨガです。屈む分にはあまり制限もリスクもないのですが、剃るポーズには、ヨガと言いつつ、怪我のリスクがあるので、ここでは割愛します。
説明なしでできる人だけ、挑んでみてください。
まとめ
足のむくみを解消するためには、足にたまった水分を循環させる必要があります。
本来食生活の改善や運動で解消するのがベストですが、人間どこかで怠けてしまします。
自分を責めずに、日々のダラダラにヨガをプラスすることで、むくみを解消しましょう。
- 職場なら足組みを工夫して、ベスポジ探し。
- 家なら、足上げ。
- サポートがつくなら、足踏みも。
- ものに頼るのもありだし。
- ガチでヨガのポーズをとるなら肩の逆立ち。
ぜひ、自分にとっての楽な姿勢=ヨガを見つけてください。