転職します!#1 人生の岐路に立ち 何を考え 何を大切にし 今何を思うのか

仕事

長らくブログの更新ができていませんでした。

さて、再開です!

本日の記事

  1. 転職します!
  2. 何を考え(きっかけ)
  3. 何を大切にし(目的)
  4. 今何を思うのか(結果)

この記事をからわかること

同じ境遇の人がいたら、今こそ転職のチャンスです!!!

この記事を書いているなぎささんは

2010年に新卒で就活をし、現在35歳で転職歴1回、キャリア11年目の会社員です。

何を言いたいかというと、100年に一度の就職氷河期と言われた当時の考え方がずっと身から抜けずに生きてきました。たぶん、最も就職に苦労した世代です。

一応阪大卒で国費留学もさせてもらったという立場ですが、当時は80社以上募集し、内定は1社のみでした。その感覚から、とにかく「働ける」ということに感謝が強く、どんなブラックな労働環境にも前向きに生きてきました。

リーマンショックからの、民主党政権下での不況、からの東北大震災。

就職が決まらず大学院に行った同期も多く、また内定をもらっても入社直前に取消された者も多かった世代です。

今の日本は明るいです。(安部さん ありがとう!)

転職します!

さて、本題です。

まずは退職します!

私、この度4年と1ヶ月働いてきた芦森工業株式会社を1/31で退職します。

最終出社は1/10で、実質的な勤務は今日が最後でした。

そして入社します!

2/1からは大阪本社の某大手電気系メーカーに転職します。

キャリアアップです。

今の会社は株式会社エクセディという世界三大クラッチメーカーからの転職で2018年12月10日に入社しました。

400万円代前半だった年収が550万円代になる=100万円以上の年収U Pという条件での入社でした。

それから4年の月日が経ち、実際の給与は前職と変わらず400万円代前半でした。涙。(下がってはいない)

今回の転職はその給与が800万円になる話です。どうブレても年収アップ。

仕事内容

グループ25万人規模の会社組織の一角で、グローバル集中購買をする会社の企画部署で働きます。

経験値としては

  • インドでの海外勤務経験
  • その間の主に調達経験
  • 本社での財務部の職歴
  • 現職で本社主導のグローバル発注先選定

これらが全てつながったキャリアです。

個人的には「与信調査とデータ分析ができ、海外に強いバイヤー」が売りです。

職場では「エクセリスト???」と呼ばれ、データの扱いが得意と思われているので適職と思っています。

何を考え(きっかけ)

さて、面接で絶対に聞かれる「なぜ転職をしたいのか」、そのきっかけです。

そもそもきっかけは

元上司の転職でした。

職場では周りからあまり評価されていなかった元上司ですが、個人的には他人にはない能力と全体感を持ち合わせた人でした。何より私にとってはキャリが似ており、深くは関わらずとも意識していた人でした。

そんな元上司の転職話を聞いた日、その場でヒアリングの日取りを決め、人生相談をしました。

元上司曰く、会社はなぎささんの能力を使えていない

今の会社に長いせいか、そんな自己評価をしたことはなかったですが、改めて自分の価値を(市場に)求めてもいいのかと思いました。

今の会社も次の会社も最初の会社も、それに限らず内定をもらった全ての組織が私に期待するものは

「海外勤務経験(思考)ゆえの前向きさ」でした。

この裏付けとなる海外勤務経験や英語力、挑戦意欲、海外での苦労話、これが私の売りでした。

その意味で、前職までのキャリアではグローバルなバリキャリサラリーマンだったと思います。

自慢ですが、株式会社エクセディでは前社長退任時の社史編纂で私のページも設けてもらったくらいです。

なのに、思い返せば、英語どころか、出張や貿易実務はゼロでした。というか、常に新卒の如く経ち振る舞うよう求められていました。

その代わりに唯一他人に秀でたものがあったとしたら、エクセル編集。。。って、エクセル!。そこ・・・

現職の愚痴はよくないですが、私が唯一キャリア持ち越しできた能力がエクセル(ってそこ!)でした。

ま、緩さと年功序列が子育て世代としては最高に甘い汁というのが本音の職場です。(これ大事)

でもでも、今にして思えばこの4年間で何か身についたのか?

答えはゼロです。というか、退化。

そんなことは入社1ヶ月にしてすぐに分りましたが、果たしてもっと職歴が長い元上司はどうだったか?・・・

答えは同じくゼロ。

涙。

聞けば、二人とも前職での「海外勤務経験ゆえの前向きさ」で採用され、ドメステっ苦なハンコ業務の日々でした。

このままでは自分の価値が減損する

今年の4月に株主構成が変わって以来

  • 大胆な人事異動と購買部では降格人事
  • 離職率のアップ
  • プライム市場に残れない未来
  • 純正社員が成り上がれず天下り先になっている現状

これらを肌で感じるうちに、自分の「時価」をもう一度見極めようと思いました。

裁量権が削がれていく上司や組織全体を見てかわいそうに思った

ま、これが面接向きの前向きな転職理由です。

もひとついうと、「キャリアを改めて考え直し、挑戦を大切にする自分を再発見した。」

というのが志望動機になるわけです。。。

何を大切にし(目的)

正直、この答えは今必死に言葉にしようともがいています。

ここに書くべき文章は数ヶ月後、数年後の私にむけた所信表明であり、人生の宝です。

これをはっきりさせるためにブログを再開したと言っても過言ではないです。

自分が迷わないよう、ブレないよう、いつでも思い返せるよう、

あえてこの(シリーズの)記事はぼかさずに自分の本性を描くようにしています。

なぜこうも迷ったのかというと身に余る待遇

リーマンショックの頃の自分と比べると、授かる話がどれも良すぎてドン引きしました。

自分の心のうちが固まっているつもりでも、いざ熱烈な提案を受けると人生観が変わります。冗談じゃなく、本当に何度も人生観が変わるくらい悩みました。

玄米育ちの人に、いきなりステーキを差し出された感覚です。

内定 or 最終選考を自ら辞退した会社

前半3社は内定、後半3社は最終面接を自ら辞退。

この全てがドラマチックだったので、個別に別の記事にしようと思います。

何を思い、何を大切にしたのか。

「私の大切」をちゃんと言葉にする作業をこのシリーズで続けようと思います。

今何を思うのか(結果)

去る職場に対して、今からの1ヶ月に対して、そして未来に対して思いを述べます。

まず去る職場に対して

就職氷河期で苦労をしたマイナー世代の意見かもしれませんが、その世代(31〜35歳)が実務の中核を担っています。過去の苦労ゆえに、働けることへの感謝と職場への愛は深いです。

ただ、世間は人不足で加熱しています。

その熱量、本当の「時価」に触れることで、今後 就職氷河期世代はどんどん市場へ流動します。

これは芦森工業やエクセディという個社分析ではなく、市場の全体感です。

給与が少ない会社は変化を求められる

高い給与を払えというのではなく、働き改革込みで変化が必要です。

仕事のやり方を変えれば、一人で十人分の仕事もできます。アナログ対応の会社はまだまだ多いです。

また、無意味な仕事をやめることで、九人分の仕事をゼロにもできます。

根性論はさておき、そんな変化への「提案」を尊ぶことが大切だと思います。

今からの1ヶ月間 「預金使い切り宣言」

全ては献身的に支えてくれた妻のおかげです。

大切なもの=妻。

ここは先ほどのキャリアの話とまるで違い、一睡の悩みもありません。

年収UPの未来図を前に、今は夫婦でボーナスも手にし、1ヶ月の有給消化、妻は育休までついてきています。

人生を俯瞰して、お金と時間の両方を持ち合わせたことはありません。

「預金使い切り宣言」を発動し、

生活用個人B Sにある純資産はこの1ヶ月間で使い切ります。

※運用マネー=ドル+株+仮想通貨はもちろんホールド

未来に対して思うこと

今の職場を去っても、気が合う人がいたら交流を続けたいです。

もちろん、前職やインド時代も含め。

結局変化についていくことが人生大切です。人生より長い職場はそうそうありません。

どこに勤めようとも

生存確率:個人>会社

と思いますし、家庭を持つものとしてその前提で強く生きなければいけません。

その結果、「私にしかできない仕事」が生まれれば、なおいっそう会社にも貢献できるのです。

変化の源泉はいつも人です。

誰しも「自分は100人に1人」と自負する能力を一つは持っています。

100人に1人の能力が二つあれば、自分はその組合せ技で簡単に1万人に1人の能力者になります。(ブログのSEO的な考え方)

異動や転職はその能力を増やす最も分りやすい方法です。

ただ、能力を得るためにかかる時間を考えると、それは比例曲線が限界です。能力の先に本当に価値があるとも限りません。

その点、人が人と繋がりあって生み出す能力は指数関数的です。能力の先にどんな価値があるのか、そのトライアンドエラーも早いです。

難しい書き方はさておき、内定辞退した企業も、去る職場も、去った職場も、

お互いに交流を続けることで一緒に変化に強く生きていけたらと思います。

このブログは基本的に職場関係者には足がつかないようにネット動線を組んでいますが、

それでも私を見つけてくれた方(基本は俺が教えた人)は今後とも仲良く、交流していきましょう!