お礼と連絡 大阪大学箕面新キャンパスに高額寄付者として銘板をいただきました

同窓会 徒然

今日はこのブログを見ているであろう母校の関係者に、お礼と連絡をさせていただきます。

もうお忘れの方も多いと思います。

また、続きの文章を読んでいただいたとして、結局無関係の方も多いと思います。

すごくニッチな読者に向けてではありますが、私にとっては大切なことなので、この場をかりて日々のお礼と連絡をさせていただきます。

連絡1

この度、大阪大学箕面新キャンパスの記念ホールに

「ヒンディー語科卒業生一同」

と題した高額寄付者の銘板をいただきました。

賛同していただいた皆様の賜物です。

これとは別に、個人として溝上先生、高橋先生、山根先生もいらっしゃいます。

箕面新キャンパスにお越しのさいは、是非この一文を見て誇りを感じてください。

連絡2

また、合わせて、高額寄付者への返礼品として「記念誌」もいただきました。

外大100年の歴史を見ると、なんと、あのタゴールも来ていたりと、その歴史の長さを感じます。こちらは1冊しかありませんが、100年という歴史の長さに誇りを感じてください。

一部の人には激アツの写真も3枚ほどあります。

高橋先生との思い出1

さて、もうお忘れのことと思いますが、

2019年5月、恩師 高橋明教授の退官に伴い、謝恩会を企画させていただきました。

先生には大学時代にヒンディー語を授けて頂きました。

高橋先生との思い出2

また、私個人の話をすれば、妻との出会いも授かりました。

結婚式では2度断られながらも、スピーチをしてもらいました。

卒論指導では3度断られながらも、結局見て頂き、完成したときには「出版援助をする」とまで言われました。お世辞とばかり思っていましたが、今だに会えば応援してもらっています。

妻との出会いに、ライフワーク。高橋先生は大学時代という貴重な時間を象徴する人物です。

高橋先生の謝恩会

そんな恩師ということもあり、謝恩会をしたいと、熱意が湧き上がりました。

10人以下でも集まればする!そんな意気込みで始めましたが、人が大勢集まり、2度、3度と会場変更を余儀なくされ、最終的には70名近い参加者が集まりました。

場所も日本全国だけではなく、アメリカやハンガリーからも参加者が集まり、ルクセンブルクからは寄付金が飛んでくる盛況ぶりでした。

高橋先生の名前を借りる怖さ

それと同時に、恩師の人望を数字として背負う怖い立場に立ちました。

70万円近い費用の立替えは平凡なサラリーマンには汗を握るものでした。また、その費用の回収は、その瞬間しか会えない顔を知らない70名でした。失礼もミスもしたくありません。結婚式に似た心境です。

皆様への感謝

そんな私にとって、この大イベントが10万円のおつりで終わったことは本当に「みんなのおかげ」です。「他人の名前を借りる」ということの重さも身にしみて感じました。これほど「信用」という言葉を感じたことはありません。私の振込詐欺まがいのメールに応じて頂いた方には、本当に感謝しています。手伝って頂いた方にも、心底感謝です。

寄付の用途

この感謝が積み重なって10万円。これはその場で説明させていただいように、母校への寄付に使いました。

大阪大学では「外大100年、阪大90年」の記念事業として箕面キャンパスの移転と中之島キャンパスのリニューアルをしています。

「外大は統合してなくなったのでは?」と思う方も多いと思います。この度竣工された箕面新キャンパスには「大阪外国語大学記念ホール」という講義ホールがあります。ここは外大が名を残す最後の場所です。ここに「ヒンディー語科卒業生一同」と高額寄付者としての銘板を刻んでいただきました。高額とは「累計で」10万円ということです。今後同じ名前で寄付が更に積み重なり、50万円に達すれば、中之島キャンパスと豊中キャンパスにも掲載されます。

寄付の意義

寄付と名誉を求めているわけではありませんが、母校の発展は卒業生の愛情ありきです。

ハーバード大学は運営の8割が寄付金と言われています。在学生より卒業生の厚みが大学バリューを作っているのです。

私は大学同窓会「咲耶会」の幹事もしているので、今後とも母校のために貢献したいと思っています。なんせ、高橋先生には謝恩会の企画を3度以上断られ、断行した経緯があります。(今だからこそカミングアウト!!!)こんな性格の私ですが、ここまで読んでいただけた方は、今後とも応援よろしくお願いします。

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