【公開】阪大箕面新キャンパス 周辺事情 箕面市の市報で全貌明らかに!
母校が移転!行く年来る年!ではないですが、新キャンパスに興味ないですか?
- 箕面新キャンパスってどんなとこ?
- 御堂筋線の沿線って、今どうなってるの?
- キャンパス周辺って、どんな感じ?
こんな疑問に答えていきたいと思います。
この記事から得られること
この度、箕面市の市報「もみじだより」で、箕面新キャンパスの周辺事情が公開されました。これまでのおさらいも含め、新キャンパスの周辺事情を見ていきたいと思います。先にネタバレすると、キャンパス移転は「都市計画の一コマ」です。①阪大+②箕面市+③大阪府+④国+⑤大阪メトロ+⑥ふるさと納税が組んだ「大事業」です。話のおまけに、外大ホールの寄付にも(無理やり)触れます。よろしくお願いします。
本日の記事
- キャンパス周辺
- アクセス
- おまけ#1
- おまけ#2
この記事を書いている私は
咲耶会の幹事をしています。咲耶会とは、大阪大学外国語学部+大阪外大の同窓会組織です。咲耶会では、年一回の総会、年4回の幹事会をしており、定期的に最新情報のチェックをしてきました。
また、私は箕面市民でもあります。もっと言うと、御堂筋線延伸による地価上昇に人生をかけて、自宅を買った身です。34年ものの木造ボロ屋です。阪大+御堂筋の組合せで、留学生のホームステイや、地価上昇による土地売却など、密かに色々考えています。
1.キャンパス周辺
咲耶会でバラバラと聞くこともありますが、時期的に箕面市の市報(1月号)からお届けします。
✔︎情報元
10名以上が集まってお願いをすれば、市役所の人が直々に説明会もしてくれます。詳しく知りたい方は、ここにお問い合わせください。
北大阪急行線延伸推進会議(箕面市地域創造部鉄道延伸室) 〒562-0003 大阪府箕面市西小路4丁目6番1号 TEL:072-723-2121(代) FAX:072-722-7655
✔︎外観
もう結構外観ができてきているので、近くを通れば実感がわくと思います。ここではあえて、現状ではなく、完成予想図をあげます。
✔︎箕面市の複合施設とは
- 地上6階、地下1階の複合公共施設
- B1 駐車場 自動二輪車86台 普
- F1~4 文化芸能劇場 (大ホール1401席、小ホール300席)
- F5〜6 生涯学習センター
- F2 メインデッキ に面した場所に飲食店
今のキャンパスと違い、新キャンパスは狭いです。車の駐車スペースが確保困難になるので、この複合施設のB1に駐車場があることは要チェックです。市報には「駐輪場」の記載は多いですが、「駐車場」の記載はここのみです。
飲食店はよくある公共施設内の「食堂」ではないと思います。多分オシャレな「レストラン」✨今年新しく市長に就任した上嶋市長は「箕面の中央図書館にスタバを誘致したい❗️」と初心演説で言っていました。元オーダースーツの販売をしていたオシャレさんです✨こうご期待を❗️❗️❗️
✔︎オープン時期
- 2021年4月1日 大阪大学箕面新キャンパス開校
- 2021年5月1日 複合公共施設オープン
- 2023年?月?日 箕面船場阪大前駅開通
さて、学生たちはどうやって通うのか。電車は千里中央まで。車は駐車スペースなし。バスは???2年間は苦労が続きます。多分千里中央からバスor歩きでしょう。
鉄道沿線は当初の目標から遅れています。本来は2020年度中でした。工事過程で、埋設物撤去に時間がかかって、遅れることになったそうです。私の通勤方法の改善も先延ばしになりました。
2.アクセス
新キャンパスは千里中央とQsモール(イオンモール)との中間地点に移動します。
✔︎路線図
大阪北急行=御堂筋線=大阪の背骨。沿線上には天王寺や難波、心斎橋から梅田、新大阪、千里中央と、交通の要所が全てあります。この仲間に、「箕面船場阪大前駅」が加わることになります。なんともありがたい。
大学時代に、「サンスクリット(=文化)とは、山の中で、木の下に座り、仙人から習うもの」「ウパニシャッドだ!」と習ったのが、いい思い出です。新しいキャンパスは、パリピです。裏には酒屋(やまや)、表にはパチンコ2店、電車一本で心斎橋。(阪大生は真面目かな・・・)
✔︎運行シミュレーション
詳しくは、この動画を見てください。
✔︎市内アクセスの改善
御堂筋の延伸により、市内のほぼ全域が、自転車9分圏内に鉄道アクセスを持つことになります。
箕面市は「目玉焼き」みたいな形をしています。既存のアクセスはどれもこの「目玉焼き」の中心を外れて走っていました。今回の鉄道沿線は、この「目玉焼き」のど真ん中を貫く形です。あの、粟生間谷からの地獄の自転車コースがなくなります❗️梅田で飲んだくれて、北千里から何度歩いて帰ったことか😭(深夜の徒歩1時間コース)
3.おまけ#1 資金源
この鉄道沿線の資金源650億円は、①国、②大阪府、③箕面市、④鉄道事業者の4社から成り立っています。
✔︎大学移転は都市計画
キャンパス移転は大学都合というより、「大規模都市計画」の一コマです。箕面市は、他の3団体から資金援助を、阪大は箕面市のふるさと納税から寄付を、市民はより使いやすい「解放された(大学)図書館」を得ています。みんながwin-winですね。(因みに、彩都の開発は止まっているので、損切りされたのか・・・)
✔︎箕面市の財源
このうち、箕面市はしたたかです。負担額は170億円。それの多くは「競艇収益金」とふるさと納税から資金調達しています。
「競艇?」「箕面?」と思った方も多いと思います。
箕面=金持ち=税収がいい。これは嘘ではないですが、正しくいうと、大阪市住之江区にある競艇(公営ギャンブル)が箕面市の下支えをしています。渡辺直美の競艇CM見たことありますよね。あれは、戦後、当時日本で一番金持ちと言われた「笹川良一氏」がふるさと箕面に寄贈したものです。慈善活動家としても有名で、世界皇帝フォックフェラーとも友好関係があった人です。「汚く儲けた銭を、慈善活動で世に還元する」そんな精神が今の箕面を支えています。
4.おまけ#2 新キャンパスへの寄付
さて、私としては、本題のオンライン募金活動です。
別で動いてくれている幹事仲間の人が、返礼品の品揃えを増やしてくれました。この投稿以外にも、いっぱいグッズはあります!
寄付の方法は下記の5つです。過去の関連記事も含めて、寄付のやり方をご確認ください。
✔︎寄付の方法5選
✔︎過去の関連記事
2年間、通学手段をたたれた学生達を、今こそ応援しましょう。外大ホール。作りましょう❗️